昨シーズンは2年連続で2桁勝利を達成した山崎伊織投手がこのキャンプを振り返りました
山崎投手はキャンプ全体を振り返り、「ちょっと寒かったのですが、いい自主トレが行えていたので、すごく順調に宮崎のキャンプを送ることができました」と語りました
昨シーズンは体のコンディション不良により、思うような自主トレが実施できなかった彼にとって、今回のキャンプは重要な意味を持っているようです
特に今季は落ちる球の習得に重点を置いているため、山崎投手は「ブルペンでの練習の中で、落ちる球については自分で納得いく球を増やすことができたし、以前はなぜ落ちるのかわからなかったボールも、どうやったら落ちるのかが自分の中で確立しつつあります
すごく楽しみです」とキャンプの成果に満足している様子が伺えます
昨シーズンは、7月の途中まで防御率が1点台をキープしていましたが、夏場以降は調子を落とし、8月は防御率5点台、9月は8点台と苦戦しました
それに対して山崎投手は、「トレーニングの回数を減らすことは仕方がありませんが、その中で重量は落とさずに行っていきたい」と対策について考えを述べました
最後に今季最も大切にしている数字について尋ねられた山崎投手は、「防御率」と即答
自己最高記録である2023シーズンの2.72を上回る期待感が高まります
山崎伊織投手の発言からは、キャンプの成果を実感し、次のシーズンに向けて意欲的な姿勢が伺えます。特に昨シーズンの課題を明確にし、それに対する取り組みを語る姿勢は、今後の活躍に期待が高まります。落ちる球の向上という具体的な目標が、彼の投手としての成長を促すでしょう。
キーワード解説
- 自主トレとは?自主管理の元で行うトレーニングのことを指し、選手自身が自主的に行うため、練習の質や内容も選手次第です。
- 防御率とは?投手がどれだけ点を与えたかを示す指標で、数字が低いほど優秀な成績を意味します。
- ブルペンとは?試合前に投手が調整するために使う練習場のことで、主にキャッチャーを相手に投球練習を行います。

