巨人・田中将、宮崎キャンプで新ドリルに挑戦

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巨人の田中将選手が2月14日、宮崎キャンプの最終日に新たな投球練習に取り組んだ

この日の練習では、通常の投球フォームとは異なる新ドリルを採用し、右足を30センチのカゴの上に乗せた状態で「ネットスロー」を行った

この方法は投球動作の精度向上を目的としており、選手自身が「自分が良くなれるのであれば、どんどんトライしていきたい

変化は全く怖くない」と述べるほど、自信を持って取り組んでいる

新ドリルの内容と効果

田中選手の行った「ネットスロー」は、投球動作を確認する練習の一部である

通常、投球時には地面反力を利用しながら体の回転を使うが、この新しいアプローチでは体を縦に回転させる「縦振り」のフォームを取り入れ、上からボールを叩きつける感覚を掴むことに重点が置かれている

これにより、球速の向上やコントロールの精度を得ることが期待されている

コーチの意図

この新ドリルを指導している久保巡回投手コーチは「上から叩きやすく、高いところから投げる」という形で選手に意識させることが重要であると説明している

このような練習を通じて、田中選手は体の使い方を再構築し、実戦でのパフォーマンスを向上させることを狙っている

今後の展望

田中選手はキャンプ終了後、14日に沖縄に移動し、22日から24日に予定されているオープン戦のいずれかで初実戦を迎える見込みだ

「充実した日々を送れた

新しいことをコツコツやり続けることが大切であり、これくらいでいいやと思っていては変われない」と、前向きな姿勢で練習に挑む田中選手の明るい表情が印象的だった

田中選手が新ドリルを導入することで、投球の精度や球速が向上することが期待される。新しいことに常に挑戦する姿勢はとても重要で、特にプロ選手にとっては必要不可欠なものだ。今後の実戦でどのような結果が出るか注目が集まる。
キーワード解説

  • ネットスローとは? 投球動作を確認するための練習方法で、選手が実際に投球する代わりにネットに向かってボールを投げることで、フォームや力の入れ方をチェックすることを目的とする。
  • 縦振りとは? 投球時に体を縦に回転させながらボールを投げるフォームのことで、長打力やコントロールのアップに好影響を与えるとされている。

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