阿部慎之助監督（45）は、寒さの中でも故障者ゼロで終えられたことを最大の成果とし、「沖縄では野手に泥んこになってもらう」と16日から始まる那覇キャンプでは、ペースアップと激烈な練習を示唆した
宮崎キャンプでは、投手20人と野手21人の合計41人が参加し、特に外野手において熾烈な競争が繰り広げられることが予想されている
この日は、10.4度という気温で、強風により体感温度はさらに低く、11日間の平均気温は9.3度という異例の寒さの中、すべての選手が故障者なしで乗り切った
阿部監督は「沖縄の暖かさの中で、さらに強化できるだろう」と期待を寄せ、引き続き厳しい練習を実施する意向を表明
また、「今回のキャンプでの居残り特守では、浅野と秋広に厳しいノックを行った」と述べ、今後の練習から目を離さない考えを示した
今後の外野手のポジション争いについて、岡田が2軍から昇格し、他の選手たちとの競争が激化すると予想されている
ヘルナンデスが中堅を確保し、左翼と右翼のポジションにはまだ決まっていない選手が多く、岡本や秋広も含めた8選手がその座を争っている
また、投手陣の仕上がりも好印象で、那覇キャンプでは全30人の投手が出場
阿部監督は「マウンドに立つ際の立ち振る舞いを注視する」とも話し、結果だけではなく、投手のパフォーマンスにも厳しい目を向けていく構えを示した
「沖縄の温暖な環境で競争がさらに激化する」と語る阿部監督
新たな挑戦を経て、巨人がどのように進化を遂げるのか、今後の展開に注目が集まる
プロ野球チームとして新たなシーズンの挑戦が始まる中、巨人の阿部監督が果たす役割は極めて重要です。那覇キャンプでの激しい競争がチームの士氣を高めることが期待されます。チームが活況を呈する中で、選手一人一人の努力がどのように結果に繋がるか、大いに楽しみです。
キーワード解説
- 宮崎キャンプとは？：プロ野球チームが行う春季トレーニングの一環で、主に選手の体力強化や技術向上のために行われる。
- 那覇キャンプとは？：沖縄県那覇市で行われる春季トレーニングキャンプのことで、温暖な気候を活かして選手たちの実戦感覚を磨く場である。
- 外野手とは？：野球のポジションの一つで、内野の外側を守る選手のこと。打球を捕球する役割を担つ。
