田中将大投手はこの日も久保康生巡回投手コーチと共に練習を行いました
注目されたのは、久保コーチが“捕手”として田中投手のボールを受ける姿でした
田中投手は「もう少し投げたい」とのリクエストを出し、久保コーチがその要求に応じて投球を受ける形になりました
久保コーチは、田中投手のボールについて「軽く投げているのでコントロールはいい」と述べ、さらには「バランスの再現性が高い
同じところにボールが出てくる」と評価しました
一般的に“軽く投げる”ということはコントロールにとって難しい技術です
投手は本来の投球動作を維持しながら軽い力で投げる必要があり、この際にコントロールが崩れることがよくあります
しかし、田中投手の場合は「だいたい同じところにボールを投げることができ、軽く投げてもボールはしっかりとくる」という高い技術力を持っています
キャンプ初日からマンツーマンで投球フォームの改良に取り組む田中投手
久保コーチは常に「いいぞいいぞ」と声をかけながら指導し、「少しズレると自分で感じて、すぐに修正できている」と田中投手の成長を感じています
巨人はキャンプの後半戦に突入し、実戦も予定されています
23日と24日には広島とロッテとのオープン戦が控えており、久保コーチは「順調に練習は進んでいる」とのメッセージを発信
田中投手がマウンドに立つ姿に期待が高まります
田中将大投手が巨人の春季キャンプで久保コーチと共に投球フォームの改良に取り組んでいる姿は印象的です。特に、30代を迎えた田中投手が高い技術力を維持し、若い選手たちにその技術を伝授する姿勢は、チーム全体に良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- 春季キャンプとは？ プロ野球の春季キャンプは、シーズン開幕前に選手が技術を磨いたり、体力を調整する期間のことを指します。
- コントロールとは？ 投手が投げるボールの軌道を正確に狙った所に届ける技術のことを言います。
- 投球フォームとは？ 投手がボールを投げる際の身体の動作や姿勢のことを指し、正しいフォームは球速やコントロールに大きく関わります。
