オリックス・麦谷がデビュー戦で活躍、名誉挽回を果たす

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 ◇2軍練習試合 オリックス5―1ソフトバンク(2025年2月15日 SOKKEN) オリックスのドラフト1位選手、麦谷祐介(むぎたに・ゆうすけ)が、初の対外試合で見事な活躍を見せた

デビュー戦で「1番・中堅」として先発出場し、マルチヒットを記録

彼の活躍は、早くも名誉挽回の証だ

プロ初の対外試合でのパフォーマンス

 「プロ相手ということで、気合も入りました

1番(打者)を任されたので、勢いづける打撃をしたかった」と語る麦谷は、初回の第1打席で左腕・木村大の直球を捉え、左前にヒットを放った

続く3回でも安打を記録し、試合全体を通じて積極的なバッティングを披露した

難しい後半戦からの復活

 オリックス入団以来、実戦形式の打撃練習で味わった厳しい洗礼もあった

9日のライブBPでは、本来の自信を失い、さらに13日の紅白戦でも無安打に終わった

だが、同僚の広岡からの「慣れだと思うよ」という言葉をきっかけに、マインドセットを上げることができた

麦谷は、「毎日試合がある

一喜一憂したら波も大きくなる」と冷静さを保つ重要性を強調した

指揮官からの評価

 岸田監督も麦谷のアグレッシブなプレーを高く評価し、「アグレッシブにやってくれた」と称賛した

背番号8の若手選手は、定位置奪取のためにさらなるアピールを続ける姿勢を見せている

オーナーの期待と意気込み
 また、オリックスの井上亮オーナーが春季宮崎キャンプを訪れ、選手たちに奮起を促した

この際、昨年の優勝を逃したことについて「お前(杉本)の責任だろ、何とか言え」と発言し、今年はホームラン王奪回を厳命した

杉本はチームとファンを笑わせながらも意気込みを見せた

オリックスの新人選手として名を刻む麦谷選手が、デビュー戦で見せた活躍は称賛に値します。若手選手が成功を収める姿はファンのみならず、チームにとっても明るい材料となります。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • ドラフト:プロ野球選手を選ぶための採用制度で、各球団が高校や大学、社会人などから選手を指名する。
  • マルチヒット:1試合で2本以上の安打を記録すること。
  • アグレッシブ:積極的で、果敢な姿勢を意味する言葉。
  • ホームラン王:1シーズンで最も多くホームランを打った選手に与えられる称号。

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