阪神2軍新施設に特設された「大物坂」で選手を鍛える新たな環境

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
兵庫県尼崎市に新たに完成した阪神の2軍専用施設「ゼロカーボン・ベースボール・パーク」では、選手のパフォーマンス向上を目的とした特別なトレーニングスペースが設けられた

その名も「大物坂(だいもっさか)」

この坂路は、選手が坂を駆け上がることで体力を鍛え、瞬発力や持久力の向上を図るために設計された

球団関係者は「現場からの強い要望があり、坂を設置しました」と説明しており、選手からのニーズを反映させた施設となっている

「坂路調教」とは、傾斜のある道を利用したトレーニング方法で、多くのアスリートに取り入れられている

この方法は、筋力を効率的に鍛えるだけでなく、心肺機能の向上や、足腰の強化にも寄与するとされている

阪神の2軍選手たちは以前も兵庫県西宮市の「鳴尾浜球場」にある坂を使ってトレーニングを行っていたが、新施設の「大物坂」はそれよりも傾斜がきつく、約30メートルの距離で選手たちの鍛錬を助ける

また、この坂道は甲子園球場で高校生がインタビュールームに向かう際に使用する坂と同じ傾斜を持っており、選手たちが潔く坂道を駆け上がる姿は、電車の車窓からも見ることができる

阪神球団は、選手の成長を見守るだけでなく、地域の人々にとっても一種の観光スポットとして注目を集めている

阪神2軍の新しい施設に「大物坂」が加わることで、選手たちのトレーニング環境がさらに充実しました。傾斜を使ったトレーニング法は体力向上に非常に効果的とされており、選手たちの成長がますます期待されるところです。一方で、地元住民にとっても選手たちを近くで見ることができる貴重な機会となるでしょう。
キーワード解説

  • ゼロカーボン・ベースボール・パークとは?
  • 坂路調教とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。