上田は「5番・三塁」として出場し、初回には先制の3ランホームランを放ち、さらに2回には右前への適時打を記録するなど、合計で2安打4打点を挙げた
初回のインパクト
初回の打席では、2死二、三塁という好機に恵まれる追い込まれた状態で、相手投手大貫のスプリットに対しファウルで粘り強く対応
9球目には浮いたスライダーを捉え、右翼席に運ぶ素晴らしい一打を放った
このプレーは上田にとって、昨季の課題であった落ちる球を克服する第一歩である
昨季の成績と成長
昨シーズンは、わずか21試合の出場にとどまり、打率は2割5分9厘、打点は7、そして本塁打は0という成績であった特に落ちる球に対する苦手意識が強く、思うような結果を残せなかった
しかし、今季はドラフト1位で入団した西川(青学大)や同じ明治大学の後輩である宗山(楽天)との競争心も良い刺激となっている
本人の意気込み
上田は、競争のプレッシャーを感じつつも「意識はしない自分のことに集中してできている」とコメントしており、その静かな口調には自信がにじむ
今後のシーズンに向けて、彼の成長への期待が高まる
今回の上田選手のパフォーマンスは、昨季の経験を生かした成長を示すものであり、彼の今後の活躍が期待されます。新たに加わった競争も良い刺激となり、シーズンが始まる前から注目されます。
キーワード解説
- スリーランとは?:スリーランとは、試合中に一度に3人の走者が得点するホームランのことを指します。このプレーは試合の流れを大きく変えることもあります。
- ドラフトとは?:ドラフトとは、プロ野球チームが選手を選ぶための制度で、毎年行われます。若手選手を獲得するための重要な機会です。
- スプリットとは?:スプリットは、ピッチャーが投げる球種の一つで、落ちる変化球です。バッターにとってはタイミングを外されることが多く、打ちにくい球です。

