新監督就任の熊野輝光、四国アイランドリーグ香川チームを牽引

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四国アイランドリーグplus香川の新監督に就任した熊野輝光さん(67)が、今年のキャンプを率いている

熊野氏は、昨年まで阪神のスカウトを務めていた経験を持つ

キャンプは2月1日から始まり、選手たちと共に技術向上に取り組む姿が見られる

監督としての厳しい視点

熊野監督は、「選手たちが本当に一生懸命にやっていて、驚いた」と語り、自らも平日は午前9時から午後5時まで、高松市のレクザムスタジアムで練習を行っている

キャンプでは体力的な負担もあるものの、選手たちとのコミュニケーションを大切にしながら、来季の目標を見据えている

熊野監督の経歴

熊野輝光さんは、かつて俊足強打の外野手として名を馳せた

志度商(現:志度高)から中大を経て、日本楽器(現在のヤマハ)に入社

1984年のロサンゼルスオリンピックでは、日本代表の主将として金メダルを獲得した

その後、1985年には阪急(現:オリックス)に入団し、パ・リーグ新人王の栄誉を手にした

コーチから監督へ

熊野さんは1994年に現役を引退後、オリックスでコーチを務め、1997年からスカウトとして活動していた

阪神での在籍を経て、今回は選手育成の立場からプロ入りを目指す選手たちを導く役割を担っている

選手に対する熱い思い
熊野監督は、「これまではプロに入りたい選手をふるいにかける側だったが、今度は何とかプロに入れようという方の立場だ」と話す

独立リーグの選手は結果が求められる厳しい環境にいるため、1年が勝負であることを強調した

今年はチームメンバーのうち、14人が新人という状況もあり、選手との面談を重視し、各々の長所を伸ばすことに全力を注いでいる

プロ側が求めるのは優れた才能であり、それを理解した上で選手たちを励ます姿勢には、熱い指導者としての一面が窺える

熊野監督が四国アイランドリーグ香川の指揮を執ることは、彼の経験と情熱が若い選手たちに良い影響を与えることが期待されます。独立リーグでの厳しい展望の中、選手たちは彼の指導を受けて成長し、プロ入りを目指す姿勢が見えてきます。
キーワード解説

  • 四国アイランドリーグとは?: 四国アイランドリーグは、日本の独立リーグの一つで、プロ野球選手を目指す若者たちにとっての重要なステップとなるリーグです。
  • NPBとは?: NPB(日本野球機構)は、日本のプロ野球を統括する組織で、国内のプロ野球チームを管理しています。
  • スカウトとは?: スカウトは、選手の才能や能力を見極めてチームに推薦する役割を持つ人のことで、選手発掘に欠かせない重要な存在です。

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