日本ハム・河野投手、新球フォークを実戦で披露

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2025年2月22日、沖縄の浦添で行われたオープン戦において、北海道日本ハムファイターズの河野竜生投手(26)が東京ヤクルトスワローズ戦に登板し、今シーズン初めての実戦を経験しました

この試合は、河野投手が来月行われるオランダとの強化試合に備えるための重要なステップと位置付けられています

新球フォークの手応え

河野選手は昨オフから習得を目指してきた新球、フォークボールを試し、1回無失点という結果を収めました

特に打者の手元で鋭く沈むフォークを低めに集めることで、打者を翻弄する場面が見られました

今までの決め球であるカットボールに加え、新たな武器となるフォークで得点を防ぎ、実戦での効果を実感したと語ります

新球習得の背景

河野投手は「スライダーやカットボールだけでは長続きしない」との考えのもと、昨オフから落ちる球に挑戦しています

自主トレーニングの際にはアナリストからフォークの握りを学び、キャンプ中にはチームメートにアドバイスを求めて投球の技術を磨いています

加えて、二軍投手コーチから映像を使った指導も受けつつ、新しいフォームの習得を進めています

侍ジャパンへの期待

来月行われるオランダ戦で侍ジャパンに初選出される河野選手は、その際に「カットボールよりも落ちるボールの方が外国人打者には打たれにくい」と新庄監督に言及されており、新球フォークの習得が侍での活躍につながることが期待されています

他の選手の動向
また、今シーズン移籍後初の対外試合に臨んだ福谷選手や、守護神として指名されている田中投手もそれぞれ無失点での登板を果たし、力強いピッチングを見せました

特に田中選手は最速151キロをマークし、球速向上を目指していると語っています

今回の河野投手の試合は、彼が新たに習得したフォークボールを初めて実戦で試す重要なものでした。自身が変化球の幅を広げ、より進化を遂げようとしている姿は非常に刺激的で、今後の試合でもその成長が見られることを期待したいです。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:フォークボールは、ボールが落ちるように投げられる変化球で、打者にとっては難しい球種です。正しい握り方と投げ方によって、打者から外れる軌道を描きます。
  • カットボールとは?:カットボールは、通常のストレートよりも少し変化する球で、打者には正確に打つことが難しい特徴があります。特に右投手が放つ右打者に対して有効です。
  • 侍ジャパンとは?:侍ジャパンは、日本の野球代表チームとして、国際大会で日本を代表する選手たちが集まります。選手にとっては名誉であり、国際舞台での経験も積めます。

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