試合は0-1とリードを許す展開だったが、種市は3回に登板し、しっかりと試合を立て直すピッチングで観客を沸かせた
パワーピッチングで三者凡退
種市選手は、3回表に先発投手の小島和哉に代わって登場この1イニングでは14球中12球がストレートを投げ込み、見事に三者を凡退に抑えた
続く4回も打者2人を抑えつつ、ボスラーにセンター前ヒットを許す場面があったが、細川成也を二塁ゴロに打ち取り、2イニングでの成績は24球、1被安打、無失点という素晴らしい内容となった
オフシーズンのトレーニング
種市投手は昨シーズン、初の規定投球回に到達した実績を持つオフシーズンには、フィジカルトレーニングを重視し、特に筋量を維持することを目標にして取り組んできた
「オフはデータを図りながら自己を知ることを勉強し、動作解析を行ってきた」と語る種市選手は、自身のフォームを見直しながら改善に努力してきた
変化球の向上を目指す
今年のシーズンに向けて、種市選手はフォークボールの精度を高めることを課題とし、「落差のあるフォークボールを投げたい」と考えているフォークボールとは、投球中に急激に落ちる変化球であり、打者には非常に厄介な球種である
球速の目標
ストレートに関しては、158キロを目指す意向があるという「フォームが非常に重要です
そこを改良することで走らせたい」とスピードを追求する姿勢を見せている
ストレートは投手にとって重要な球種であり、一定の球速とコントロールが求められる
日本代表入りも果たす
さらに、種市選手は3月に予定されている『侍ジャパンシリーズ2025』の代表メンバーにも選出され、活躍が期待されている緊張感の高い国際試合に向けて、「全然関係ない」と強気な発言を残し、今後のシーズンへの自信を伺わせた
「今年はファンに去年以上のパフォーマンスを見せる」と語る種市投手の活躍に、ファンの期待も高まる
彼の成長と共に、ロッテの新シーズンがどのように展開していくのか、目が離せない
ロッテの種市篤暉投手の初登板は、昨季の成績を踏まえた上での安定感が印象的でした。特にパワーピッチングと変化球の精度向上に挑戦する姿勢がプロらしく、ファンにとっても期待の持てるパフォーマンスとなりました。
キーワード解説
- パワーピッチングとは?パワーピッチングは、強い力でストレートを投げることを指し、高速で直球を放つことで打者を幻惑させる投球スタイルです。
- フォークボールとは?フォークボールは、投球の途中で急に落ちる変化球で、打者がスイングを空振りすることが多く、打たれにくい球種とされています。
- ストレートとは?ストレートは、基本的な投球の一つで、特に球速や直進性が重視される球種です。ピッチャーにとっての生命線と言える重要な球種です。

