北山投手は、18日に行われた中日との練習試合以来の実戦となり、1-0の3回から2番手として登板しました
初回の打者は吉納翼外野手(22=早大)で、彼に対して放った2球目は152キロを計測
この速球は、配球の基本であるストレートで打者を圧倒する戦略に基づいています
3回は3者凡退に抑え、その後の4回でも先頭打者の村林選手を151キロの直球で空三振に切り裂き、続く宗山選手にはワンバウンドで125キロのチェンジアップを投じて同様に三振を奪いました
予定されていた2イニングを投げ終え、北山投手は1安打無失点、そして4つの三振という結果を残しました
北山投手は京都成章から京産大を経て、21年のドラフトで8位指名を受けて入団しました
前年にはルーキー年で開幕投手を務め、昨シーズンは14試合に登板し5勝1敗、防御率2.31の成績を上げています
この実績が評価され、シーズン後にはプレミア12の日本代表に選出され、4試合に登板しています
北山投手の投球は圧巻であり、オープン戦における彼の成績は今後のシーズンに向けた期待を高めます。特に150キロを超える速球は、打者にとって非常に厳しいものとなり、開幕ローテ入りの可能性が明るくなったと言えるでしょう。また、北山選手の成長により日本ハムのピッチングスタッフがさらに強化されることが期待されます。
キーワード解説
- オープン戦とは? プロ野球のシーズン前に行われる練習試合で、選手の調整や実験を行う貴重な機会です。
- 直球とは? ストレートタイプの球で、最も基本的な投球フォームで、球速と正確性が求められます。
- チェンジアップとは? 速球と比べて球速が落ちる変化球で、打者を惑わせるために使われる技術です。

