阪神は試合の初回に、キャッチャーの森下が涌井から3ラン本塁打を放ち、早々に先制点を獲得しました
この本塁打は、森下が腰を痛めてキャンプ中盤から別メニューで調整していたため、特に価値のある一撃といえます
初回、阪神は人が一、三塁の場面で豊田の犠飛も含め、合計4点を挙げ、試合の主導権を握りました
5回には同点で迎えた状況から、再び原口の左前打でリードを奪取
さらに、6回と8回には5年目の高寺選手が連続で適時打を放ち、キャンプでの成長を証明しました
また、原口選手はこの試合で3安打を記録し、阪神は合計18安打を放って9得点をあげました
これにより、藤川監督にとってはチームの初勝利となりました
一方、中日の先発投手、才木は初回にボスラーから3ランホームランを被弾し、結局2回で4失点となりました
新外国人のデュプランティエ投手は、1回無失点の好投を見せ、今後への期待を持たせました
今回の阪神の勝利は、特に森下選手の復帰がインパクトを与えました。腰の負傷から復帰していきなりの活躍はチームに大きな力を与えます。また、高寺選手の成長も見逃せないポイントで、彼が試合に貢献できる存在としての地位を確立しつつあります。一方で、中日の投手陣には課題も見られました。
キーワード解説
- オープン戦とは？：プロ野球のシーズン前に行われる試合で、チームの調整を目的としている。
- 本塁打とは？：選手がバットでボールを打ち、野球場内の外野を越えて飛ばすことを言い、ランナーが全ての塁を踏んで得点する。
- 適時打とは？：走者がいる状況で、打者がヒットを打ち得点に結びつく打撃のこと。
