今年も多くの選手たちがシーズンに向けて準備を進めていますが、その中には早くも負傷により離脱している選手も見受けられます
怪我は、選手の実力を発揮するうえで大きな障害となるため、特に注意が必要です
今回は、過去に故障離脱が多かった選手に焦点を当て、阪神タイガースの髙橋遥人選手にスポットライトを当てたいと思います
髙橋遥人選手のプロフィール
投打:左投左打身長/体重:181cm/79kg生年月日:1995年11月7日経歴:常葉橘高校 - 亜細亜大学ドラフト:2017年ドラフト2位髙橋選手は、常葉橘高校での甲子園経験を経て、亜細亜大学で力をつけ、2017年のドラフト2位で阪神に入団しました初年度には、鳴り物入りで甲子園で先発勝利を挙げるなど、期待の新人の1人として注目されました
しかし、その後は度重なる怪我が彼のキャリアを悩ませてきました
彼の2020年シーズンは、左肩のコンディション不良により開幕一軍入りを逃し、怪我のため登板数が減少しました
2021年はわずか7試合の先発にとどまり、その後2022年にはトミー・ジョン手術を受けることとなります
この手術は、肘の靭帯を修復するためのもので、投手にとっては大きな選択となるものです
2023年にはシーズン全休を余儀なくされましたが、リハビリを経て復帰した昨季は、5試合に登板し4勝1敗、防御率1.52と素晴らしい成績を収めました
今シーズンこそ自身初の規定投球回到達と2桁勝利を実現したいところです
2025年シーズンが始まる中で、選手たちの怪我問題は気がかりです。髙橋遥人選手は、これまで数多くの怪我に悩まされてきましたが、復帰後の成績は素晴らしいものがあります。今シーズンが彼にとって怪我のない良いシーズンとなることを期待します。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?:投手が肘の靭帯を修復する手術であり、投球能力を回復させるための重要な手術です。
- 防御率とは?:投手が許した失点の平均を表す数字で、数値が低いほど良い成績を示します。
- 先発ローテーションとは?:試合において先発で登板する投手の順番を指し、チームの投手陣が安定するために重要な役割を果たします。

