ソフトバンクホークス、小久保監督が新体制を示す春季キャンプの現況

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2025年2月、福岡ソフトバンクホークスの春季キャンプが宮崎で進行中

就任2年目となる小久保裕紀監督は、現在の状況にどのような見解を持っているのだろうか

最年長 柳田選手はレフト?DH?

キャンプ序盤では、主力選手たちを『S組』に分け、個々の自主性に基づく調整を行った

小久保監督は「自分たちで調整できる選手に特権を与えた」と語り、若手選手の育成を重視していることを強調した

今年から導入されたS組は、チーム内の競争を促進するために、過去5、6年にわたり考えられていたものである

また、昨シーズン終盤に足首を痛めた近藤健介選手(31)は、鹿児島での独自の調整を経てキャンプに合流

小久保監督は「近藤はフルメニューに参加しており、心配ない」と述べた

チーム最年長の柳田悠岐選手(36)については、負担を軽減するために、近藤選手をライト、柳田選手をレフト及びDH(指名打者)にコンバートする方針を示した

柳田選手のDH起用は、レフトに入る選手のパフォーマンスによって変わる可能性がある

「チャンスは少ないと思っている」

期待の若手リチャード選手(25)は、同郷の山川穂高選手(33)との合同練習で改善が見られている

小久保監督は「リチャードのバットの出が良くなってきている」としながらも、試合出場のポジションが限られているため「チャンスは少ない」と現実を見据えた

さらに、小久保監督はレギュラー捕手争いについても触れ、新たな正捕手を模索する重要性を強調した

甲斐拓也捕手(32)の巨人への移籍後、ホークスの捕手陣の競争が激化する見込みだ

福岡ソフトバンクホークスの春季キャンプでは、新監督小久保裕紀がチーム編成や選手起用についての新たな方針を示しています。特に、柳田選手と近藤選手のポジション変更や、若手選手の育成に対する真剣な取り組みが目を引きます。捕手争いも激化しており、今後のシーズンに向けた強力なチーム作りが進められています。
キーワード解説

  • 春季キャンプとは?春季キャンプは、プロ野球チームがシーズンに向けて行う準備期間のことで、選手たちが集まり練習を重ねる重要な時期です。
  • S組とは?S組は、特定の主力選手が自主的に調整を行うために設けられたグループで、選手の成長やチームの競争環境を促進する役割があります。
  • コンバートとは?コンバートは、選手が本来のポジションから別のポジションに移ることを指し、選手の能力を最大限に生かすための起用法です。
  • DH(指名打者)とは?DHは、試合中にバッティング専用の選手を起用できる制度で、主に投手がバッティングをしないリーグで導入されています。

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