阪神・育成ドラフト3位の早川が1軍デビュー戦を成功させ、存在感を示す

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◇練習試合 阪神9ー2DeNA(2025年2月24日 宜野座)阪神タイガースの育成ドラフト3位選手、早川(くふうハヤテ)が1軍デビュー戦で存在感を発揮した

対戦相手の横浜DeNAベイスターズとの練習試合で、早川は6回に登板し、わずか10球で三者凡退を達成

その戦績は特に目を引くもので、打者の度会に対して144キロの直球を内角へ投げ込み、見事に三振を奪った

早川の投球スタイルは、ツーシームという変化球を駆使して、打者に外の意識を持たせてから内角へと攻め込むものである

ツーシームは、ボールにスピンがかかることでバッターの読みを狂わせる投球技術で、特に力を入れるべきポイントとなる

先頭打者の森敬に対しては右飛、最後の打者である梶原を遊飛に打ち取るなど、全体で3人を三者凡退に

早川は20日の日本ハム2軍戦でも1回を無失点に抑え、実戦においてパーフェクトな成績を継続中である

早川は試合後、「周りがすごい選手ばかりで緊張したが、自分の持ち味は出せた

この投球を最低ラインにして、安定感と再現性を上げたい」と3月に予定されている実戦にも気を引き締めた

昨年はウエスタン・リーグで25試合に登板しており、今後の成長が期待される

早川選手の1軍デビューは、今後の阪神打線にとっても非常に重要な意味を持つ。彼が持つポテンシャルは高く、さらなる成長が期待される。特に、安定感と再現性を求める彼の姿勢は、今後の実績に直結する可能性がある。今回の成功を足がかりに、一層の活躍を祈るばかりだ。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?:育成ドラフトは、プロ野球チームが将来の戦力として育成していく選手を指名する制度です。特に戦力外となった選手やアマチュア選手を対象にし、契約条件も通常のドラフトよりも緩やかです。
  • ツーシームとは?:ツーシームは、投球時にボールがツーシームで回転することで、バッターに対して予測しづらい変化を与える球種です。バッターは直球と変化球を見極めるのが難しくなります。
  • 三者凡退とは?:三者凡退は、ピッチャーが1イニングの間に打者3人を連続でアウトにすることを指します。相手打線に対して完全に抑え込むことから、投手にとって非常に重要な成績です。

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