阪神・木下選手が練習試合で155キロを連発、鮮烈デビューを果たす

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◇練習試合 阪神9ー2DeNA(2025年2月24日 宜野座) 阪神タイガースのドラフト3位・木下選手(KMGホールディングス)が、今春初の実戦登板で155キロの直球を連発し、観衆を驚かせる鮮烈なデビューを果たしました

彼は、捕手の梅野選手と「ゾーンに強い球」というテーマで話し合い、それに従って投球を行い、良い結果を得ることができたと語っています

印象的な初球とその後の投球

試合は5回から5番手として登板した木下選手

最初のバッター蝦名選手に対する初球が155キロを計測し、球場内は驚きの声に包まれました

その後の2球目でも外角低めに155キロの直球を投げ、観客はますます興奮しました

変化球の威力

木下選手は、144キロのツーシームを用いて一死一塁の場面で東妻選手を空振り三振に仕留めました

変化球の威力も発揮し、捕手の梅野選手からも「ナイスボール」と拍手をもらうほどの投球内容でした

木下選手は1回を1安打無失点で抑え、素晴らしいスタートを切りました

プロ仕様への適応

社会人時代には「ピッチクロック」というルールがあり、投手は特定の時間内に投球する必要がありました

木下選手はそのルール下で課題を抱えていたものの、プロではその制約がないため、余裕を持って投球することができました

観客の注目を集める才能
この日は宜野座スタジアムに8500人の観客が訪れましたが、木下選手はその場でも緊張せず、「都市対抗のときより人が多かった」と冗談を交えながら語りました

彼の直球、変化球、投球術の全てが大きな期待を集めていることは間違いありません

今キャンプの最後の実戦で、確かな足跡を残したと言えるでしょう

(松本 航亮)木下選手の投球は、高速の直球と変化球の両面で素晴らしい出来でした。また、ピッチクロックのルールにも適応できたことが彼の成長を示しており、今後の活躍が非常に期待されます。観客の反応も大変良く、彼の才能がますます注目されるでしょう。
キーワード解説

  • 直球とは?直球とは、投手が投げる最も基本的な球種で、バッターに対してまっすぐに投げ込む球のことを指します。
  • 変化球とは?変化球とは、直球とは異なり、スピードや軌道によってバッターのタイミングを狂わせるための球です。
  • ピッチクロックとは?ピッチクロックとは、投手が投げるまでの時間を計測する制度で、無走者の場合は12秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投球を行わなければならないというルールのことを指します。

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