しかし、中でも注目を集めているのが他球団から自由契約になった選手たちの活躍です
今回は、そんな選手たちの中から特に注目される2名をご紹介します
巨人・石川達也の順調な調整
巨人に加入した石川達也は、もともとDeNAで育成ドラフト1位で入団した選手です2020年にプロ入りし、2022年には支配下登録へ昇格
昨シーズンはリリーフとして15試合に出場し、防御率は1点台と素晴らしい成績を残しました
オフシーズンには育成としての再契約を打診されましたが、退団を選択し巨人に移籍
新チームでは、キャンプでの順調な調整が報告されており、18日の練習試合ではDeNA相手に2イニングをパーフェクトに抑え、23日の広島戦でも無失点で投球を終えました
ストレートの速度は140キロ台中盤ではあるものの、左投手特有の角度のあるボールと、精度の高いチェンジアップが彼の武器です
巨人のアベ監督は、石川の先発候補としての可能性を示唆しており、開幕ローテーション入りへの期待が高まります
中日・三浦瑞樹の投球内容
同じくサウスポーの三浦瑞樹は、ソフトバンクから自由契約で中日に移籍した選手です三浦は盛岡大付高等学校、東北福祉大学での活躍が評価され、2021年には育成ドラフトで4位指名を受け入団しました
昨年には支配下登録を勝ち取り、一軍での登板を果たしましたが、オフに育成での再契約を提示され、退団を決断
中日では育成契約にて入団しています
最近の練習試合では、15日にDeNA相手に2失点を喫するも、22日のロッテ戦では無失点での4イニング投球と結果を残しています
彼の最大の武器であるチェンジアップは、右打者・左打者問わず通用しそうです
中日でも期待されている1位ルーキーの金丸夢斗と共に、三浦の開幕前の支配下昇格が期待されます
今回のオープン戦では、自由契約選手たちの活躍が目立っています。特に石川達也選手と三浦瑞樹選手のパフォーマンスは、各チームの期待に応えるものとして注目されています。彼らが開幕ローテーションに入ることができれば、チームにとって大きな戦力となるでしょう。
キーワード解説
- オープン戦とは?プロ野球のオープン戦は、シーズン前に行われる試合で、選手の調整や新戦力のテストの場となり、各球団が選手の実力を見極める重要な機会です。
- 支配下登録とは?プロ野球において、選手が球団と正式に契約し、試合に出場できる状態を指します。この登録により、その選手は一軍でプレイすることが可能になります。
- リリーフ投手とは?ゲーム中に先発投手の後を受けて登板する投手のことを指します。先発投手が降板した後に出てきて試合を管理する役割を担います。

