オリックス・宮城大弥が充実の登板を披露、キャンプ実戦を経てさらなる成長を目指す

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◆球春みやざきベースボールゲームズで、オリックスがロッテに3-1で勝利しました

先発投手の宮城大弥は4回を投げ無失点の好投を見せましたが、「全球種、もっとレベルアップできると思う

もっと低い球、強い球を意識したい」と述べ、さらなる向上を求める姿勢を示しました

宮城投手は、20日のセガサミー戦に続き、昨季苦手としていたロッテ相手に4回0封を達成しました

最速147キロを記録し、ただ一度のピンチも初球の高め直球で簡単に抑えました

3奪三振、無四死球といった内容であり、投球自体の充実感が伺えます

特に彼は、右打者への内角直球を武器としていると自信を見せました

また、登板前のブルペンでの調整を「解禁」し、肩のインナー強化に重点を置いた様子が見られました

このような準備はシーズン全体を見据えたものであり、ギアを一段上げる意味を持ちます

開幕投手に指名されている岸田監督も、その成長を楽しみにしています

復活を目指す「96年トリオ」の活躍

この試合では、復活を目指す中川、頓宮、宗の「96年トリオ」がそろって結果を残しました

中川が先頭打者ホームランを放つと、頓宮も「直球にいいアプローチができた」とのコメントを寄せ、中堅左への一発を記録しました

宗も2本の二塁打を放つなど、それぞれが存在感を示しました

キャンプの実戦が終了後、オリックスは侍ジャパンとの強化試合を経て、3月28日の楽天戦で再度の戦いに臨みます

投球をチェックした楽天の関口スコアラーも「手ごわい相手には変わりないです」と警戒を強めており、宮城投手のさらなる進化に期待が寄せられています

このように宮城選手は自身の成長に貪欲であり、さらなる向上を求め続けている姿勢が印象的です。また、復活を目指す「96年トリオ」も結果を残し、今後のシーズンでの活躍がますます期待されます。
キーワード解説

  • 全球種とは?投手が持つ全ての種類のボールのことで、ストレート、スライダー、カーブなどが含まれます。
  • 無四死球とは?試合中に与えた四球や死球がゼロであることを意味し、投手の制球力の良さを示します。
  • ブルペンとは?試合中に先発投手が登板する前に調整を行う場所で、投球練習を行います。
  • エースとは?チームの中で最も成績の良い投手、または先発ローテーションの中核を担う投手を指します。

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