巨人が新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」を3月1日に開業

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読売ジャイアンツが26日、東京・稲城市に位置するファーム新球場「ジャイアンツタウンスタジアム(Gタウン)」の内覧会を実施しました

この新球場は、3月1日に開業し、記念すべき試合として若手主体のヤクルトとの試合が行われます

巨人にとって新球場の開場は1985年以来、約40年ぶりとなります

新球場の設計と特徴

ジャイアンツタウンスタジアムの特徴は、東京ドームとほぼ同じサイズのフィールドです

両翼100メートル、中堅122メートルの規格で、フェンスの高さも約4メートルと設定されており、選手は本拠地でのプレーをイメージしやすい環境です

東京ジャイアンツタウンの担当者、山本総務本部長は、「選手たちがここで鍛え、東京ドームに行った際にも何の変化もなく自然にプレーができるように設計しました」と説明します

観客との距離が近い設計

収容人数は約2900人で、2階席も3階席も近い距離感を提供します

観客はグラウンドをより間近に感じることができ、エキサイトシートや立ち見席、芝生席も設けられており、開放感も抜群です

すべての席からグラウンドが見やすい工夫がなされています

多様な観戦体験

新球場の2階コンコースでは、坂本選手や岡本選手といった若手選手のパネルが飾られ、ファンは巨人の歴史、とりわけ若手選手たちの成長を肌で感じることができます

ブルペンや室内打撃練習を見学する窓も設置されており、ファンが飽きることのない空間となっています

地域密着の取り組み
Gタウンの試合がない日には、高校野球や大学野球、女子野球の試合も予定されています

また、スタジアムツアーの実施や、選手が球団の歴史を学べる展示スペースも設けられています

さらに、2027年には水族館の設立も計画されており、地域に根ざした新たなスポットとしての役割が期待されています

新球場の開場を控えたこの日、山本氏は「多くの方に足を運んでいただきたい」と呼びかけました

また、球場内には飲食スペースも充実しており、専用のハンバーガーショップやラーメン店も出店予定です

今回の新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」の開業は、巨人にとって新たな歴史の1ページを刻む瞬間です。観客との距離感を重視した設計は、ファンにとっても魅力的です。地域密着型の取り組みによって、多くの人々が集まる場所になることが期待されます。
キーワード解説

  • ジャイアンツタウンスタジアムとは? 読売ジャイアンツのファームチームが使用する新しい野球場の名称で、2023年3月1日に開業します。
  • ファームチームとは? プロチームの二軍や育成選手がプレイするチームのことで、選手の育成やコンディション調整を目的としています。
  • エキサイトシートとは? スタジアムなどで最も観客とグラウンドとの距離が近い特別な席のことを指し、より臨場感ある観戦が可能です。
  • ポップアップショップとは? 一時的に新しい商品やサービスを提供する店舗のことで、定期的に異なる店舗に入れ替わる形態です。

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