この新球場は2027年には国内初の「水族館一体型球場」に進化する予定の大規模な施設だ
一塁側ダッグアウト裏には、巨人の伝説的選手である長嶋茂雄氏や王貞治氏などの壁画が飾られ、ファンの目を楽しませている
レジェンドたちの壁画が誇る歴史
内覧会では、長嶋氏や王氏に加え、堀内恒夫氏、江川卓氏、原辰徳氏、松井秀喜氏を含む多くのレジェンドたちの壁画が目を引くこれにより、選手たちは数々の栄光と伝統を日常的に感じながら成長できる環境が整えられている
スタジアムにはファン向けのスタジアムツアーも計画されており、魂を輝かせた選手たちの記念品も展示される予定だ
ファンとの距離が近い新設計
新球場のテーマは「多摩川グラウンドの再現」で、多摩川グラウンドは1955年から1998年まで巨人専用球場であり、レジェンドたちが特訓に励んだ場でもあるこの新球場は2872人を収容可能で、一、三塁側にエキサイトシートを設け、スタンド席も少ないため、選手との距離が近くなっていることが特徴だ
東京ドームと同サイズのグラウンドで新たな魅力
グラウンドは東京ドームと同サイズで、両翼は100メートル、中堅は122メートルとなっているこれにより選手は東京ドームでの試合と同様の環境でプレーできる
さらに、スタンドには飲食店や球場限定のグルメも充実しており、ラーメンコーナーの設置が特に目を引く
打球が飛んでこない工夫もされており、ファンが快適に観戦できる
地域への貢献と未来の展望
新球場の開場は40年ぶりで、地域の高校野球や大学野球、女子野球の公式戦、小中学生の大会も開催予定試合のない日はスタジアムを開放し、マルチスポーツ教室を実施する計画もある
さらに、球場の左翼後方には水族館の建設が計画されており、2027年には観光名所としても期待される
新しいジャイアンツタウンスタジアムは、巨人ファンにとって憧れの場所になることが予想されます。選手と観客の距離が近く、カジュアルな観戦体験が楽しめる設計は、特に若いファン層にも魅力的に映るでしょう。また、地域交流やマルチスポーツ教室の開催は、地域貢献にも期待がかかります。これからの成長が楽しみな施設です。
キーワード解説
- ジャイアンツタウンスタジアムとは？新たに開業する巨人の2軍専用球場で、ファンと選手の距離を縮める設計がされている。
- エキサイトシートとは？観客が選手に近い席を指し、より臨場感あふれる観戦ができる特別な座席のこと。
- ボールパークとは？野球場の周囲に娯楽施設や飲食店がある新しい形の野球場を指し、家族連れでも楽しめる場を提供する。
- 水族館一体型球場とは？球場内に水族館を併設する形で、観戦と観光を同時に楽しめる新しいスタジアムのスタイルをいう。
