プロ野球、オンラインカジノ問題の広がり—14選手が利用を認める

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 日本プロ野球機構(NPB)は、27日に新たに7球団の14人がオンラインカジノを利用していたことが判明したと発表した

この問題を受けて、広島東洋カープの鈴木清明球団本部長は28日に記者会見を行い、「自己申告者がいたか、いなかったか、言えることは何もない」と述べ、今後の対応については法的な処分に委ねると語った

 問題の発端は、オリックス・バファローズの山岡泰輔選手のオンラインカジノ利用が発覚したことにある

これを受けて、NPBは各球団に緊急調査を要請し、広島は19日に1、2軍の首脳陣や選手に対して注意喚起を行った

違反の疑いがある行為を行った者は自主的に申告するよう求めた

 さらに、山岡選手の利用が報じられた22日には、広島のスカウトやチームスタッフ全員にも同様の通達が行われた

このような動きは、只今のオンライン賭博問題への対応の一環として、各球団が自主的に実施している

 NPBは、新たに判明した14人の実名や肩書については非公開としており、「野球協約で禁じられている野球賭博」をしたという申告はないとのことだ

また、処分については各球団に一任し、当面の間は自主申告を受け付けるという方針が示されている

プロ野球界で起きているオンラインカジノ問題は、依然として深刻な状況を呈している。NPBの発表によれば、7球団の14人が利用を認めたことで、これからの対応が注目されている。選手たちの行動が野球界全体にどのように影響を及ぼすか、今後の展開が気になるところだ。
ネットの反応

鈴木本部長がオンラインカジノ問題について「言えることは何もない」と発言したことに対して、ファンからのコメントが多く寄せられています

多くの人が選手の山岡についての心配を示し、会見を早急に開く必要があると感じています

「受ける前にした方が良い」といった声が上がっており、早い対応が期待されています

広島カープのファンは、他球団のオリックスと比較して、自チームの対応が不備であるのではないかと疑念を抱いているようです

一方で、「やってそうな選手が脳裏に浮かぶ」というように、チーム内の選手についての憶測も生まれています

コメントの中には、「自己申告した選手に対しての処遇が異なるのはおかしい」との意見もあり、選手間の公平性を求める声も見受けられました

また、賭博問題については「捕まらなきゃOK」という意見もあり、コントロールが難しい現状に対する批判がありました

さらに、一部のファンはオリックスの対応を好印象とし、カープの選手に対して懸念を示すコメントも寄せています

全体的に、ファンは球団の透明性や信頼性を求める声が強く、中立的な監視システムの構築が必要だという意見が多い傾向にあります

ネットコメントを一部抜粋

  • 山岡はどうなるの?
  • 会見は開くの?開かないの?受けてからでは遅いと思うから。
  • やっぱおかしいよなNPB。
  • いや、もしいるなら、言うべきでしょう。
  • 正直に公表したオリックスと山岡が好印象になってきたな。
キーワード解説

  • オンラインカジノとは?:インターネットを通じて行うカジノゲームのことで、賭け事をオンラインで楽しむことができるサービス。
  • NPBとは?:日本プロ野球機構の略称で、日本のプロ野球の公式な管理団体。
  • 自己申告者とは?:自分から進んで行動を報告する人のことで、今回のケースではオンラインカジノ利用を申告した選手を指す。
  • 野球協約とは?:プロ野球のルールや取り決めをまとめたもので、選手や球団の行動規範を定めるもの。

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