中日、新外国人投手の奮闘に期待
完封リレーでオープン戦を勝利
【岩瀬仁紀の目】◇1日 中日3―0DeNAオープン戦(バンテリンドームナゴヤ) この試合では、中日ドラゴンズの新外国人投手マラーが先発し、4イニングを投げて2安打無失点の好投を見せるさらに、昨年からチームに在籍しているメヒアも6回から3イニングと犠牲フライ一つを含めた無失点のピッチングを披露した
試合の最後のアウトは新外国人投手のウォルターズが奪取した
完封リレーを支えた両投手の活躍に、元プロ野球選手で現在は評論家の岩瀬仁紀氏(50)は、「外国人枠で悩むことになりますね
使い方を誤らないようにしなければなりません」とコメント
中日の監督やコーチ陣には、”うれしい悩み”が生まれつつある
プロ野球では、試合に出場できる外国人選手は最大5人
チーム内で野手と投手のポジションをどう分けるかが重要な課題となっている
新外国人内野手のボスラー、3年目を迎えたカリステの2名は開幕メンバーとしての位置づけが強い
投手陣ではマラーとメヒア、さらにリリーフとしてマルテとウォルターズが候補となっており、これにより一人を外さなければならない可能性も出てきた
岩瀬氏は選手たちのパフォーマンスを高く評価し、「マラーはローテーションに入る実力を示しました
メヒアも昨年と違って、ランナーが出ても粘り強いところを見せてくれました
ウォルターズのストレートも力強く、期待が持てます」と語った
先発投手陣には、高橋宏、大野、涌井、柳、松葉、また育成選手の三浦(前ソフトバンク)や新加入の左腕・吉田(西濃運輸)なども名を連ねており、十分な戦力が揃い始めている
しかし、日本人投手陣が整わなければ、メヒアが必要とされる可能性がある
選手の調子や適用を見つつ、10日間の登録抹消期間を活用することも検討されている
さらに、DeNAの東投手は、この試合の先発として1イニングを投げた
開幕戦の相手である中日との対戦を控える中で、先頭打者の岡林に対し四球を与え、1死一塁の場面で福永に先制適時二塁打を浴びる結果になった
岩瀬氏は、「東投手にとって非常に投げにくい試合だったと思います
開幕戦を見据え、手の内を見せたくなかったのでしょう」と分析した
さらに、広範囲な配球についてもコメントし、初球や2球目では内角球を多用し、最後にチェンジアップで空振り三振を奪ったことなどを説明
「シーズン中にはあんな配球は通常ありません
インサイドをどれだけ使うか、それを試したのかもしれません」と語る中で、中日の打者にとっては昨年までと違う姿勢を見せられたことが大きな収穫でもあったのだろう
今回のオープン戦では、中日ドラゴンズの新外国人投手たちが素晴らしいパフォーマンスを見せ、ファンや評論家の期待が高まっています。特に、マラーとメヒアの投球は開幕戦への自信となるでしょう。一方で、外国人選手の枠の問題もあり、首脳陣は慎重に選手を選ぶ必要があると思います。
ネットの反応
多くのコメントが、今年の中日ドラゴンズの外国人選手に寄せる期待や悩みを語っています
特に、マラーとウォルターズの好投に期待が高まる中、外国人選手の登録枠をどう使うかについての議論が活発です
特に、メヒアやカリステとの競争が焦点となり、「嬉しい悩み」と表現する人もいる一方で、実力やコンディションが選考に影響すると考える声が多く見られました
また、先発投手の運用方法についても意見が分かれ、マラーやメヒアを登板後に抹消して外国人枠をフル活用するというアイデアも提案されています
さらに、新加入した選手についても「当たり年」と期待する見方がある一方で、実際の戦力として機能するかはシーズンが進むにつれて見極める必要があるとの意見もあります
全体的に、外国人選手の運用やコンディション管理が今後のチームの成績に大きく影響することが予想されており、首脳陣の手腕が求められるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
マラーを投げ抹消して中継ぎ強化ってやり方はさすがに無理ある?
近年は円安の影響もあるし、掛け値無しの一線級と言える外国人を呼べるのは一部の金満球団だけになってしまった。
立浪政権下では外国人がハズレばかりで苦しみましたが、今年に関しては全員が戦力になりそうです。
開幕1軍当確はマラー、ボスラー、マルテかな。
新外国人に注目が集まりがちだけどメヒアが中々良さそうだから枠は悩むな。
キーワード解説
- マラーとは? マラーは中日ドラゴンズの新外国人投手で、オープン戦の先発として奮闘し、安定したピッチングを披露しました。
- メヒアとは? メヒアは中日に所属する投手で、来日3年目を迎え、変わらぬ実力を発揮し続けています。
- 外国人枠とは? プロ野球チームでは、試合に出場できる外国人選手は一定数に制限されており、その分チームマネジメントが重要になります。

