ソフトバンク・岩崎峻典投手、開幕1軍に向けた驚異の成長

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ソフトバンクホークスのドラフト6位ルーキー、岩崎峻典投手(21歳・東洋大学)が、順調に開幕1軍入りのステップを踏んでいる

宮崎春季キャンプではB組からスタートした岩崎だが、2月28日にA組(1軍)に昇格し、4日のHonda熊本戦には対外試合として登板予定だ

 岩崎は、「普通っす

いつも普通です」と控えめに語り、どんな質問にも平常心を保つ姿勢を見せている

彼は「平常心のヤツが結局、一番強いっす」と語り、冷静さを武器に打者を封じ込めてきた

選手としてのパフォーマンス

 2月17日の紅白戦では、B組の一員として登板し、打者4人を抑える圧巻のプレイを見せた

小久保監督も「一番、光ったのは岩崎

また見たい」と高評価を下したが、当の本人は「別に普通っす」と冷静に反応した

 その後の2月23日のオープン戦では、オリックス相手に4番手で登板し、1回を1安打無失点で切り抜け、2月27日の韓国・斗山との練習試合でも9回を完全投球

このパフォーマンスにより、岩崎は実戦での強さを証明している

新球種の試投

 岩崎は実戦で新たなツーシームを試投しており、最速153キロの直球を始め、カーブ、カットボール、スライダー、スプリットといった多彩な変化球を駆使している

「最近、めっちゃいい感じのツーシーム、めっちゃ投げたっす」と自ら手ごたえを語った

経験と実績

 履正社高校では、夏の大阪府大会で優勝投手となり、その後の甲子園でも優勝を果たした実績を持つ

東洋大学では公式戦でもほぼ毎試合投げており、実戦経験が豊富である

彼は、「どの場面でもええです

「いけ」と言われたところで行ってチームの力になりたい」と語る

今シーズンの展望
 万能右腕と称される岩崎は、冷静でありながらも強い意志を持ち、開幕まで1軍の座をつかむ可能性が高い

彼の成長がチームの勝利にどのように影響を与えるのか、今後の動向が注目される

ソフトバンクの岩崎選手は、平常心を保ちながら自信を持って試合に臨んでおり、その姿勢が評価されています。新人ながらも多彩な投球スタイルを持ち、チームにとって貴重な戦力となる可能性が高いです。
キーワード解説

  • ルーキーとは?:プロのスポーツチームで初めてプレーをする選手のことです。
  • オープン戦とは?:シーズンが始まる前に行われる、レギュラーシーズンとは異なる試合です。
  • ツーシームとは?:ストレートの一種で、投球時にボールが縦に落ちる軌道を持つため、打者を惑わせる効果があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。