その中で、東洋大姫路(兵庫)の左投手、末永晄大選手(2年)が特に注目されています
末永選手は左のエースとして徐々に存在感を示しており、今大会での活躍が期待されています
彼と同じ兵庫・西宮市出身の阪下漣投手(2年)は、同じく注目される右腕で、両者は小・中学校で対戦した経験を持っています
現時点では背番号1を持つ阪下選手に譲っていますが、末永選手は「2番手でいいという気持ちはない
阪下に負けたくない」と燃える闘志を見せています
彼は昨年秋の明治神宮大会の準々決勝で東京の強豪、二松学舎大付高校を相手に先発し、6回無失点の素晴らしい投球を披露しました
これにより、彼の実力が周囲に印象づけられました
加えて、末永選手は野球の道を志すきっかけとなったのは、母方の祖父であり元阪神外野手の< strong>末永正昭氏(77)からの影響です
「おじいちゃんに野球を教えてもらった
できる限りいい姿を見せ続けたい
それが恩返しになると思う」と語る末永選手は、最速142キロを記録し、阪下選手に引けを取らない安定感を誇る左腕として、甲子園での輝きが期待されます
春の甲子園で彼らが見せる競い合いや成長は、高校球界の新たなスターの誕生を予感させます
記事を読むと、末永選手が先輩の阪下選手に対抗意識を燃やしつつ、祖父から受け継いだ野球への情熱が見えてきます。彼自身の成長だけでなく、両者の友情や競争関係も高校野球の魅力を引き立てる一因です。春の甲子園で彼らの出番が待ち遠しいと思いました。
キーワード解説
- 明治神宮大会とは?日本の野球界において、秋に行われる重要な大会で、全国の高校が参加し、その年の秋に日本一を決定します。
- エースとは?野球チームの中で最も優れた投手に与えられる称号で、特に大事な試合に先発登板をする選手を指します。
- 左腕とは?左手でボールを投げる投手のことです。左腕の投手は右打者に対して有利なため、戦略上重要な存在です。

