阪神・ネルソン投手、オープン戦初登板で苦しい結果

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◇プロ野球 オープン戦 阪神-中日(5日、甲子園球場) 阪神タイガースのネルソン投手がオープン戦で初登板を果たしましたが、自身の四球が影響し、失点を喫する苦しい結果となりました

ネルソン投手はこれまでメジャーリーグベースボール(MLB)のニューヨーク・ヤンキースやフィラデルフィア・フィリーズで主にリリーフ(中継ぎ投手)としてプレーしてきた選手です

本シーズンから阪神に加入し早くも期待が寄せられていました

実際、2月22日に行われた楽天との練習試合では、1回を投げて1奪三振を挙げつつも1失点という内容で良好な印象を残していました

この日の試合では7回から4番手投手として登板

最初の打者にはヒットを許したものの、続く打者をセンターフライに打ち取り、3人目の村松開人選手には自身の代名詞ともいえるチェンジアップで3球三振を奪いました

しかし、その後の打者に対してフォアボールを与えてしまい、さらに石伊雄太選手には1ボール1ストライクのカウントから3球続けて悪いコースに投げてフォアボール

次のバッターにも4球連続ボールを投げて押し出しとなり、その直後に交代が告げられました

結果的にオープン戦初登板での投球回数は0回2/3で、投球数は31球、奪三振1、四球3、失点1という内容でした

今回の試合でネルソン投手が直面した課題は、プロとしての試練の一部です。特にフォアボールの連続は、投手にとって致命的な状況となり得ます。今後、彼がどのような調整を行い、次の登板に備えるのかが重要です。
キーワード解説

  • リリーフとは?:試合中に先発投手が交代した後に登板する投手のことを指し、試合を締めくくる重要な役割を担います。
  • フォアボールとは?:打者がボール4球を受けて、自動的に一塁に進むことを指し、得点のチャンスを与える可能性があります。
  • チェンジアップとは?:通常のストレートよりもゆっくりと投げられる球種で、打者のタイミングを外すことを目的としています。

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