特に、3月1日に行われた「薩摩おいどんリーグ2025」の中央大学との試合では、実戦2試合目にしてプロ初安打を記録し、喜びを噛み締めた
「ほっとした気持ちとうれしさがあった」との言葉からも、彼の成長に対する期待感が伺える
ザイレンは、静岡県出身で、高校入学時からプロ入りを目指し、食事管理やトレーニングに励んできた
その結果、体重を15キロ増やし85キロに達し、身長180センチという恵まれた体格を持つ
高校通算29本塁打を放つなど、長打力のある選手としても知られている
初実戦である2月24日の西部ガス戦では、浜松商の戸塚和也監督が観戦に訪れたが無安打に終わり、「ちょっと力んでしまった」と苦笑いを見せた
この際、恩師から「まだプロのスピードに慣れていない」とアドバイスをもらい、今後の成長に向けた貴重な経験としている
プロ初安打は中前打によるもので、続く3月5日の熊本ゴールデンラークス戦でも中前打を2本放つなど、確実性も見せ始めている
「上半身と下半身の連動性に取り組んでおり、打席でリラックスを意識している」と話し、今後の課題に取り組む姿勢を見せた
ザイレンは圧倒的なパワーを誇り、将来の長距離砲として期待される選手である
「プロではまだ体が小さいと感じる
これから体作りをしっかり行い、打球速度や飛距離を伸ばしていきたい」と意気込んでおり、これからの活躍が楽しみだ
(浜口妙華)ザイレン選手の初安打は、彼のプロとしての成長の第一歩を象徴する出来事です。特に、高校時代の努力が実を結びつつあることがかいま見え、今後の活躍に期待が高まります。彼のような若手選手がチームに新たな風を吹き込むことは、ファンにとっても嬉しいニュースです。リラックスしてプレーすることができれば、さらなる成長が期待できるでしょう。
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