高校生活を振り返る佐々木秋羽選手、新たなスタートを切る

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岩手県の花巻東高を卒業した女子硬式野球部主将の佐々木秋羽選手は、この春から筑波大学に進学し、巨人女子チームで野球を続けることを決意した

高校生活の中で、自らの未来を考える力を育んできた彼女が、新たな道へと進んでいく様子が報じられた

思考を深めた高校生活

「正直、ここまで野球を続けるとは思わなかった」と微笑む佐々木選手は、花巻東高に入学した当初、夢の職業は「教師になる」ことだった

特別進学コースでの学びや、父である硬式野球部監督の影響、兄の麟太郎選手(米スタンフォード大所属)の存在が、彼女に野球を始めるきっかけを与えた

佐々木選手は「濃密な時間だった」と語り、高校生活を通じて将来の方向性が変わっていったと振り返る

特に、自らの思考を整理するための手帳が大きな役割を果たした

花巻東高では、全校生徒が目標設定を行うためにオリジナルの生徒手帳を利用しており、短期的および中長期的な目標を立てることで、計画性や目標の重要性を学び取った

甲子園での経験と新たな挑戦

佐々木選手は、人生設計の一環として「100歳までにやりたいこと」を書き出し、そのリストを手帳に残した

「犬を飼う」「留学する」といった具体的な目標を掲げ、すでにいくつか達成しているという

高校3年時には、主将としてチームを全国高校選手権で準優勝に導くという素晴らしい成果を残し、家族の支えを受けながら甲子園での夢を実現させた

筑波大学に進学後は、巨人女子チームの一員となり、体育専門学群で動作解析などを学ぶプランを立てている

新しい生活は厳しい練習や試合を伴うが、彼女は「時間の使い方が重要」とし、高校時代に学んだ時間の有効活用を活かすことで挑戦していく意欲を見せた

佐々木選手の手帳には「30代後半に引退」との目標も書き込まれている

新たな道を見据えた18歳の彼女の今後がますます楽しみである

佐々木秋羽選手が高校生活を通して学んだことは多く、特に目標設定の重要性は大きなテーマと感じます。運動においても学業においても、明確な目標があることで努力の方向も定まり、成功への道を開いてくれることでしょう。今後の彼女の成長が期待されます。
キーワード解説

  • 手帳とは?:日々の活動や目標を記録するためのノートのことで、しっかりと計画を立てるのに役立ちます。
  • 目標設定とは?:達成したい目標を明確にすることを指し、計画的に実行するための第一歩です。
  • 動作解析とは?:人体の動きや運動を検証し、分析する科学的手法のことです。主にスポーツやリハビリテーションに使われます。

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