プロ野球ロッテ、14歳の宇野澤優翔くんが入団会見を開催
千葉ロッテマリーンズは9日、急性骨髄性白血病で長期療養中の宇野澤優翔（うのざわ・ゆうと）くんの入団を発表し、ZOZOマリンスタジアムで吉井理人監督が同席する中、入団会見を行いましたこの取り組みは、2022年から続けている社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の一環として、NPO法人「Being ALIVE Japan」が運営する「TEAMMATES（チームメイツ）」事業に参加するもので、宇野澤くんはその4人目の受け入れとなります
「TEAMMATES」とは？
「TEAMMATES」は、長期治療を必要とする子どもたちの自立支援やコミュニティ創出を目的としているプロジェクトで、プロ野球での実施は初めての試みです宇野澤くんは今シーズン終了まで月に1、2回、ZOZOマリンスタジアムやロッテ浦和球場で、チームの一員として練習補助や活動を行う予定です
宇野澤くんの背景
宇野澤くんは、千葉県銚子市出身の14歳で、小学1年生から野球を始め、ポジションはサード小学2年生の時にZOZOマリンスタジアムで応援に来たことがきっかけでロッテファンとなりました
特に好きな選手は中村奨吾内野手です
入団会見の様子
昨年6月に急性骨髄性白血病を発症し、一時入院していましたが、現在は退院して療養中とのこと宇野澤くんは「何か目標にできることがないか」と考え、今回の応募を行っています
会見では吉井監督から「今シーズン、優翔くんがマリーンズに来てくれました
選手のみんなと楽しく交流して、1年間マリーンズのゲームを楽しんでください」と挨拶され、契約書にサインを交わし、背番号100のユニホームと帽子を手渡されました
宇野澤くんは、選手のプレーを間近で見ることができることを心から楽しみにしており、「練習のサポートを頑張りたい
みんなから頼りにされるようなチームメートになりたいです」と意気込みを語りました
また、選手からは「優翔と呼ばれたい」と希望し、ユニホームに身を包むと、「光栄です」と笑顔を見せていました
宇野澤優翔くんの入団は、ただの支援に留まらず、プロ野球チームが社会貢献に関わる新たなモデルケースとなることが期待されます。子どもたちがチームに加わることで、支援する側と支援される側の新しい形の交流の場が生まれることは非常に意義深いことでしょう。
キーワード解説
- 急性骨髄性白血病とは？
- 入団会見とは？
- 社会貢献プロジェクトとは？
