オリックスの新星、寺西成騎がドラフト2位指名の期待に応える

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2025年3月12日、オリックスが昨秋のドラフト会議で指名した右腕、寺西成騎選手が注目を浴びている

最速153キロを記録する彼は、石川県出身の若き才能であり、過去の実績からも大きな期待が寄せられている

中学時代からの輝かしい経歴

寺西成騎は、能美市の根上町出身で、中学校では軟式野球部として活躍し、U15日本代表にも選ばれた経歴を持つ

この時期に才能を発揮し、石川県の星稜高校に進学

しかし、高校3年生になると右肩の関節唇を痛めてしまい、手術が必要となった

そこで、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で甲子園への道が閉ざされ、無念の高校野球キャリアを終えた

大学での成長と日本代表選出

進学した日本体育大学では、肩のリハビリと身体作りに集中

3年の春にはリーグ最多勝を挙げ、ついに頭角を現した

4年目には大学日本代表として国際大会にも出場し、果敢に投げ込む姿が評価された

彼の持ち味である最速153キロのストレートと多彩な変化球、特に縦のスライダーやカットボールは注目されている

春季キャンプでの取り組み

オリックスの春季キャンプでは、「ケガをしない身体作り」をテーマに掲げ、順調に期間を過ごした

彼は、ブルペンでのストレートに力を入れ、キャンプは無事に終えられた

寺西は課題に挑む姿勢を崩さず、チームメイトとの関係も良好で、特に先輩選手からの指導を受けることが多い

注目のチームメイトとの関係

同じくオリックスに所属する大先輩、山下舜平大選手との出会いが寺西のモチベーションを高めている

彼は身長190センチ、体重100キロという圧倒的な体格からくる存在感で、寺西にとっても刺激となっているという

互いに共通の話題で盛り上がり、ピッチングに関する質問をしながら、良い関係を築いている

寺西選手の成長と彼の持つポテンシャルは、オリックスにとって大きな武器になるでしょう。故障からの復活を経て、チームでの成長を続けている姿は、多くのファンに希望を与えています。
キーワード解説

  • ドラフト:ドラフトとは、プロスポーツチームが大学や高校の選手を指名して契約する制度のことです。
  • ストレート:ストレートは、投手が直線的に投球する球種で、速さを重視した投球方法です。
  • リハビリ:リハビリとは、怪我や病気から回復するためのトレーニングや治療のことです。
  • ブルペン:ブルペンは、試合中に投手が投球の準備を行う場所で、中継ぎ投手や先発登板前の選手がよく使用します。

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