阪神・伊原陵人投手がオープン戦で好投、開幕ローテーション入りに期待の声

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◇オープン戦 阪神0ー1西武(2025年3月11日 ベルーナD)阪神のドラフト1位・伊原陵人投手(24=NTT西日本)が、11日に西武とのオープン戦で1軍初先発を果たし、見事な投球を披露した

4回を投げ、3安打無失点という成績を記録

12個のアウトのうち10個は凡飛に仕留めるなど、その切れ味は抜群であった

特に、試合中に迎えた2死満塁のピンチも冷静に乗り切り、スコアボードには「0」の数字が並ぶ結果となった

試合後のコメントでは、「ここでパフォーマンスできないと、一生自分を出すことはできないと思う」と、プレッシャーに対する意識の強さを見せた

伊原はNTT西日本から入団した即戦力左腕として期待されており、今春の実戦では3試合に登板して、合計7イニングで無失点を維持している

そんな中でも自己評価は厳しく、「良くなかったと思います」と反省の言葉を口にした

特に、与えた四球が2つあり、それにより3ボールが2度あったことが気になる点となった

制球力の良さが持ち味の伊原投手だが、「カウントをしっかり取れたり、キャッチャーとの意思疎通を図りながらもう少し詰めていかなきゃいけない」と今後への意欲も見せた

また、2回の投球では3者凡退に仕留めたことが強みとして評価され、藤川監督は「切れがある」とその投球を称賛している

伊原もまた、自由なデザインの投球をしている自信を持って、「フライアウトは増えたかなと思う」と振り返った

試合中に2死満塁を招いた場面もあったが、最後はカットボールでアウトを取るなど、冷静さを保った投球を貫いた

指揮官は「落ちつきがありますよね

(開幕ローテーションの候補として)十分なところにはいるのかな」と期待を寄せている

開幕投手の村上、才木ら5枠がほぼ確定する中、残り1枠を巡る競争は厳しいが、伊原は「ゼロで抑えるのが一つの目標だった」と力を込め、次の試合に向けた自信を持ちながら前進する姿勢を見せた

この記事では、阪神・伊原投手のオープン戦での活躍が伝えられています。特に新しい投手が1軍で初先発したときの冷静な姿勢と、その投球術は注目に値します。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 投手とは?:野球においてバッターに対抗してボールを投げる選手のこと。ゲームの流れを左右する重要な役割を果たす。
  • 四球とは?:投手がバッターに対して4球のストライクを投げられず、無条件で塁に出させること。これによりチームに悪影響を及ぼすことがある。
  • カットボールとは?:投手が通常のストレートよりも横に切れるように投げるボールのこと。打者にとっては見極めが難しい球種である。

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