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ロッテの19歳捕手・寺地がオープン戦で躍動、開幕スタメンの期待高まる

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◇オープン戦 ロッテ5ー2日本ハム(2025年3月12日 ZOZOマリン) ロッテの寺地隆成選手(19歳)が、オープン戦で圧倒的な打撃を披露し、その存在感を示しました

3打数2安打2打点という成績を残し、オープン戦打率は驚異の.400

これにより、寺地は開幕1軍や早期のスタメン起用が期待される選手となりました

寺地は「変化球を一発で捉えられるようになったのは、自分の中でも成長を感じている」と話し、具体的なプレーのヒントを明かしました

2回には、開幕投手の金村選手が投じたスプリットに対し、下半身をしっかり使い、右中間へと適時二塁打を記録

続く6回には、守護神候補である斎藤選手の厳しい内角スライダーを打ち返し、右翼へ適時打を放ちました

沖縄・石垣島でのキャンプでは、速球に力負けしないよう打撃マシンを近づけて特訓を実施

寺地は「まだ直球をしっかり捉えられていない」と反省しつつ、下半身に力がついたことで変化球に対する対応力が向上したと語りました

さらに、捕手としても3投手に対し的確なリードを行い、指揮官の吉井監督からは「開幕スタメンマスクは佐藤選手の回復次第」とのコメントがあり、寺地の役割に期待が寄せられています

また、登場曲を尾崎豊の「僕が僕であるために」に変更し、この曲のリズムが打席に入る際の助けになっているとのこと

正捕手・佐藤選手は、右足親指の骨折から回復し今週末には2軍戦に臨む予定です

寺地は「自分が(開幕)マスクをかぶるんだと思うぐらい、毎日ヒットを打ち続けるようにやりたい」と意気込んでいます

寺地は、2005年8月19日生まれ、東京都出身の19歳

中学では高知・明徳義塾中に転校し、1年春から公式戦に出場

2年夏には4番として甲子園に出場し、3年時にはU18日本代表入りを果たしました

高校通算で10本塁打を記録し、2023年のドラフトでロッテから5位指名を受け入団

その後、昨年の日本ハム戦で1軍初出場を果たしています

ロッテの寺地選手の活躍は目を見張るものがあり、特に若手選手がチームの主力として台頭する姿はファンにとっても嬉しいニュースです。彼の成長が今後のロッテにどれほどの影響を与えるか、非常に楽しみです。開幕が待ち遠しいと感じるファンも多いでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは?春季キャンプを経て、チームが本格的なシーズンに向けた調整を行うための試合を指します。
  • 変化球とは?ボールの軌道を変えることで、打者が打ちにくくするための投球技術です。スライダーやカーブなど、多様な種類があります。
  • 捕手とは?野球において投手から送られるボールを受ける選手であり、ゲームの流れを読み、投球を指示する重要な役割を担っています。

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