初出場の横浜清陵（神奈川）や壱岐（長崎）を含む16校が、それぞれ30分間の練習を行い、聖地の雰囲気に触れました
今回の練習は一般公開されず、14日までの2日間で全32校が計画されています
特に横浜清陵にとっては、初めての甲子園での練習であり、選手たちは特別な想いを抱いて臨みました
練習途中、野原慎太郎監督（42）は選手たちに向け、「多くの経験を詰め込むあまり、練習が長くなりすぎてしまった
申し訳なく思っている
これからはテンポを落とし、一球一球に集中しよう」と語りました
この日、フライ捕球やケースノックにおいて捕球や送球にミスが見られ、焦りが伺えましたが、監督は「前半の焦りを反省しつつも、取り戻すチャンスがあった
選手たちも充実した表情で練習を終えた」とのコメントを残しました
甲子園練習のテーマとして掲げられた「景色作り」では、選手全員が打席や守備位置、三塁などからの景色を記憶に焼き付けることを重視しました
主将の山本康太（3年）は、「神奈川の球場は客席が低く、空が見えるが、甲子園はスタンドが高く、見上げることが多い」とその違いを認識しました
「今日の経験を活かして、初戦での準備をしたい」と前向きな気持ちを表した山本選手
初戦は第4日目の第1試合で、明治神宮大会準優勝の広島商と対戦することになっています
今回の記事では、初出場となる横浜清陵が甲子園での練習に臨む様子が伝えられています。監督や選手たちの気持ちや反省点が印象的で、緊張と期待が入り交じった様子が伺えます。特に「景色作り」というテーマから、選手たちがしっかりと準備をしていることがわかります。
キーワード解説
- センバツとは？ センバツは高校野球の全国大会で、春に開催される重要な大会です。
- 甲子園とは？ 甲子園は高校野球の聖地として知られ、多くの名勝負が繰り広げられた場所です。
- 景色作りとは？ 選手が打席や守備位置からの景色を頭に焼き付けることで、試合の準備をすることです。
