ヤクルト・高津監督、内野手の競争を促進
(オープン戦、ヤクルト-オリックス=雨天中止、16日、神宮)ヤクルト・高津臣吾監督(56)が内野手の競争を激化させたオリックスとのオープン戦が悪天候により中止となったため、選手たちは室内練習場でタイミングを合わせた調整を行った
主将の山田と主砲の村上がケガで離脱している中、高津監督は他の選手への出場機会の増加を示唆した
監督は「どこまで『俺が』と思っているかはわからないけど、そう簡単にレギュラーになれたりするものではない
意識してやれとは言わないけど、チャンスがあるのは確か」と語り、選手に奮起を求めた
特に期待されるのは、楽天からフリーエージェントで加入した茂木と5年目の赤羽だ
茂木は二塁と三塁を守れる強打の左打者で、「自分にとってはチャンス
ここで結果を残して存在感をアピールしたい」と意気込みを示した
赤羽も「つかみ取るという気持ちは強い」と自身のアピールを続けている
オープン戦は現在、ヤクルトが8勝3敗で首位を維持しているが、主軸である山田と村上は、28日の巨人との開幕戦(東京ドーム)に間に合わない可能性が高く、選手たちにとって残り5試合が最後のアピールの場となる
高津監督は「開幕を状態のいいメンバーで迎えるのが一番
(残り5試合で)戦力を見極めながら、選手はしっかり状態をあげてというのをやっていけばいい」と述べ、空いたポジションを巡ってチーム内で熾烈な競争が繰り広げられることを期待している
今回のヤクルトの内野手競争は、主力選手の怪我によって新たなチャンスが生まれたことを示しています。高津監督の言葉からは、選手に対する期待やプレッシャーが伝わってきます。競争が激化することで、若手選手の成長が促され、チーム全体の士気が高まることが期待されます。
ネットの反応
ヤクルトの高津監督が内野スタメンを争う選手たちにとっての大きなチャンスを発表しました
特に、村上選手と山田選手が開幕に微妙な状況にある中、他の選手たちに奮起を促す形となっています
多くのコメントでは、山田選手の力が年々落ちていることや、村上選手のメジャー行きについての懸念が見られました
しかし、代わりに新しいスター選手が誕生する期待も高まっています
モチベーションを上げるためにも、選手たちは互いに切磋琢磨してほしいという意見が多くあります
特に内野の控え選手たちが注目されており、彼らがいかに奮起できるかが鍵になっているとのコメントも目立ちました
ネットコメントを一部抜粋
山田は年々力が落ちてく一方だし、村上は余程のことが無い限り来年は居ない。
キャプテン、副キャプテン揃って離脱なんて、いったいどうなってるんだヤクルトは。
内野スタメン争奪戦、高いレベルで奪いあってくれたら良いな。
競争が生まれるのは良いことではあるのだが、村上&山田がいないのは集客的にかなりイタイよな。
村上、山田の離脱がかえってチームのレベルアップにつながるいい機会になったかもしれない。
キーワード解説
- フリーエージェントとは?:選手が所属していたチームと契約が満了した後、他のチームと自由に契約できる制度のこと。
- オープン戦とは?:シーズン前に行われる親善試合で、各チームが実戦経験を積むための重要な機会。
- 主砲とは?:チームの中で特に打撃力があり、ホームランを打つことが期待される選手のこと。