ロッテ・東妻勇輔、再起を誓う 新シーズンに向けた準備万全
ロッテの投手、東妻勇輔が新シーズンへの意気込みを語った昨シーズンは36試合に投板し、11ホールド、防御率2.91を記録したものの、6試合の登板にとどまるなど、思うような結果を残せなかった
特にクイック投法を用いた際の平均球速が課題だったと振り返る
“クイック”とは、走者がいる状況で速く投球するための手法で、一般的にタイムを短縮するために行われる
しかし、この投法によって出力が下がったことが東妻の苦戦の原因だと説明する
彼は「過度に速さを追求すると、一方で全体の投球クオリティが下がる」と語り、特に左打者への対応が難しかったと感じている
新シーズンに向けた自主トレも重視しており、基礎体力や筋力の向上を図っている
昨季の課題を克服するために体重を見直し、筋量を増やすことで球速の向上を狙っている
特に、フォームよりも基礎的な力を再確認することが重要と述べている
また、チームメイトの国吉佑樹と共に自主トレを行い、互いに刺激し合う環境を整えた
これにより競争心を高め、より高いレベルでの技術向上を目指す方針だ
「50試合登板を目標にし、どこでも使えるピッチャーになりたい」と今季への期待を語った
東妻の過去の成績は波があり、特に22年には3試合の登板に終わっているが、21年と23年には安定した成績を残している
今年こそ、彼が一軍で再び輝く姿を見せてくれることを期待したい
東妻勇輔選手が新シーズンに向けての意気込みを語る姿勢は非常に印象的です。クイック投法の改善を目指し、自主トレに力を入れていることで、成長する姿が見えるため、ファンとしても期待が高まります。
キーワード解説
- クイックとは？走者がいる状況での迅速な投球手法で、投手が速いタイミングで投げることにより、相手バッターの反応を鈍化させることを目的としています。
- ホールドとは？リリーフ投手が試合中に登板し、試合を有利に進めるために必要な点数を与えずに抑えた場合に得られる指標です。
- 防御率とは？投手が投げたイニング数あたりに相手に与えた得点の数を表し、投手の実力を示す重要な指標です。
