広島・二俣翔一、オープン戦初のマルチ安打達成でシーズン開幕スタメン獲得へ前進

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広島・二俣翔一、オープン戦初のマルチ安打を達成

2025年3月18日、ベルーナドームで行われたオープン戦で、広島東洋カープの内野手・二俣翔一選手(22)が、西武ライオンズとの対戦でオープン戦初のマルチ安打を記録した

二俣選手は「1番・右翼」に先発出場し、初回には149キロの直球を左前に運び、6回には三塁内野安打を放った

二俣選手はこの試合で「1番」に抜擢されたのは今春3度目であり、新井貴浩監督(48)もシーズン開幕後の「1番・二俣」の起用について「あり得る」と明言した

特に初回の安打は西武の左腕、隅田から放たれたもので、その価値は大きいとされている

二俣選手は自身のプレーについて、「課題のインコースをうまく打てたのは良かった」と評価し、技術向上を意識していることが伺える

3回の打席ではカーブで追い込まれ、最後は148キロの外角高めの直球に空振り三振に終わったが、6回には再びヒットを記録

彼は「1番の位置にいることで、試合前からしっかりと準備ができるので、思い切って行くことができる」と語った

また、新井監督は「1番にはパンチ力があるので、自分の打席にフォーカスしやすい」と、その起用のメリットを解説した

二俣選手は昨秋のキャンプで打撃フォームを改造し、体重のかけ方を修正するなど、成長の跡が見られる

データ分析の結果、二俣選手は開幕スタメンを勝ち取るため、残りの試合でも好成績を残し続ける必要がある

特に昨季までの1番打者、秋山選手に代わる「1番・二俣」の新しい選択肢として、彼の成長はチーム全体に好影響を与えるだろう

二俣選手の成長は、広島カープにとって重要なニュースであり、特に新井監督の指導の下で進化を続けていることが窺えます。オープン戦での成績はシーズンへの期待を膨らませるもので、彼が1番打者として活躍する姿を楽しみにしているファンも多いでしょう。
キーワード解説

  • マルチ安打とは?:1試合の中で2本以上のヒットを打つことで、選手の打撃力を示す指標の一つです。
  • インコースとは?:打者の身体に近いゾーンで投球されるボールのことを指します。打者はこのゾーンへの投球に苦労することが多いです。
  • 打撃フォームとは?:バッターがバッターボックス内で構える姿勢や動作のことです。適切なフォームがヒットを打つためには重要です。
  • パンチ力とは?:バッターが持つ、強い打球を打つ能力のことを指します。この力がある選手はホームランを打つ可能性が高いです。

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