ロッテの佐藤都志也、骨折から復帰し初バッテリーで好リードを見せる

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(オープン戦、ロッテ6-4楽天、18日、ゾゾマリン)ロッテ・佐藤都志也捕手(27)が、右足親指の骨折から復帰し、1軍に合流した

彼は「5番・捕手」として先発出場し、石川柊太投手(33)と初めてバッテリーを組んで5回無失点に導く好リードを見せた

昨シーズンは116試合に出場し、高い捕手としての貫禄を示していた

一方、楽天の「2番・遊撃」で先発したドラフト1位ルーキー、宗山塁内野手(22)に対して、佐藤は自身の実力を分析するための試金石とした

彼は第2打席で、石川投手の代名詞であるパワーカーブを3球続けて見逃した後、空振りで三振を喫した

佐藤は「柊太さんと対戦して、今まであまり打ったことがなく、されたら嫌な配球を試みた」と語った

この対戦を通じて、佐藤は宗山選手の反応を見極める良い機会と考えていた

特に、「カーブが頭にある状態でまっすぐが来るのかなと思った」と、様々な配球戦略の効果を感じ取ったという

更に、第3打席では、前の打席での配球が影響し、心の中にカーブの印象が強く残っていたため、真っすぐを簡単に打つことができたと述べた

石川投手は、第2打席の配球を「おしゃれな配球」と称賛し、初見ゆえにカーブを多く投げることで、次回の対戦において相手バッターがどのように反応するか注視することが重要だと解説した

この試合ではロッテバッテリーが新シーズンへの布石を打ち、ゴールデンルーキーにプロ野球の世界への招待状を送り込む形となった

今回の試合は、怪我から復帰した佐藤選手が確かなリーダーシップを発揮し、チームの戦略的な配球を試みたことが大きな特徴です。特に、新人選手への配球研究は、プロの厳しさを教える良い機会となったでしょう。
キーワード解説

  • 捕手とは?
  • パワーカーブとは?

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