酒居投手は、右肘内側側副じん帯再建術を受け、18日に大阪府内の病院で手術が行われました
内側側副じん帯とは、肘の内側に位置し、肘の安定性に関与する重要な靭帯であり、この部分の損傷が回復には長期間を要します
通説では、投手がこの手術を受けた場合、完全に復帰するまで約12か月を見込む必要があります
昨季、酒居投手は49試合に登板し、26ホールド及び防御率2.33を記録しました
ホールドというのは、試合中に得点リードを守ることが評価される投手の成績で、彼はこの面で特に貢献してきました
また、通算318登板、27勝22敗、108ホールドという数字も彼のキャリアの中での顕著な成果です
一方、山崎選手は17日に千葉県の病院で左膝自家骨軟骨柱移植術を受けました
この術式は、軟骨の修復を目的としており、他の部位から採取した骨軟骨を患部に移植して膝の機能を回復させるものです
彼の復帰については約6か月の見込みとされています
2023年には117試合に出場した山崎選手ですが、昨季は体調不良などの影響で1軍での試合出場が5試合にとどまりました
このように手術を経て、再度の活躍が期待される選手たちに対し、ファンの期待が高まります
今回の手術により、楽天の2人の選手が長期のリハビリを必要とすることが明らかとなりました。特に酒居投手の復帰に1年かかるというのは、チームにとって痛手ですが、しっかりと治療を行って万全の状態で戻ってくることが最優先です。
キーワード解説
- 内側側副じん帯とは?肘の安定性を保つ靭帯であり、損傷した場合の復帰には多くの時間を要する。
- 自家骨軟骨柱移植術とは?膝の関節部への骨や軟骨を移植する手術で、膝の機能回復を目的とする。

