横浜の織田選手、甲子園デビューで152キロの快投を披露

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2025年3月19日、甲子園で行われた第97回選抜高校野球大会の第2日、横浜高校(神奈川)が市和歌山高校(和歌山)を4-2で下し、2年生右腕・織田翔希選手が素晴らしい甲子園デビューを飾った

初回に151キロ、続く4球目には自己最速となる152キロを記録し、場内を驚かせた

このスピードは、13年に済美高校の安楽智大選手が記録した2年生の選抜最速記録に並ぶものであり、横浜高校の甲子園最速記録を更新するものとなった

素晴らしいパフォーマンスと課題

試合中、織田選手は4回に2つの失点を喫しながらも、83球を投げて5安打1四球5奪三振を記録

自責点は1で、試合後には自身のパフォーマンスを反省した

「ブレーキがかかったというか、いきなり失点して、そこから自分で立ち直ることができずにもう1失点して」と述べ、これからの課題についても言及した

さらに、登板中にグラブの交換を行ったことを明かし、その理由として「手に汗をかいてグラブが柔らかくなると、パフォーマンスに影響が出る」ことを挙げた

チームの勝利と先輩への感謝

試合は横浜高校が勝利し、13年ぶりの選抜初戦突破を果たした

織田選手は、2番手で登板した奥村頼人選手に感謝し、「さすがエースだなというか、頼人さんならやってくれると思っている」と語った

市和歌山の津本選手の評価

市和歌山高校の津本選手は、織田選手の球速について「150キロ以上出ると聞いていたのでタイミングを早めに取っていた」とコメント

また、彼は「良さを感じたのは球速よりも制球

外角中心の良い球で甘い球が少なかった」と高く評価した

横浜高校の織田選手が甲子園デビューで素晴らしい球速を記録しましたが、これに伴う失点もあり、今後の改善が求められます。選手のコメントからは未熟さも見えますが、それこそが成長の糧になるでしょう。チームの勝利も彼にとって大きな励みになりそうです。
キーワード解説

  • 甲子園とは?:甲子園は日本の高校野球の全国大会が行われる特別なスタジアムで、選手たちにとっては憧れの舞台です。
  • 球速とは?:球速は投手が投げるボールの速度を示し、速いほど打者にとっては打ちにくいボールとなります。
  • 自責点とは?:自責点は投手が原因で失点した回数を意味し、自分の投げたボールでランナーが得点した場合にカウントされます。
  • 制球とは?:制球は投手が自分の投げるボールをどれだけ正確に狙った場所に投げられるかを示します。

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