横浜・織田翔希投手、甲子園デビュー戦で記録的152キロの速球を記録

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◇19日 第97回センバツ高校野球大会1回戦 横浜4―1市和歌山(甲子園) 横浜高校の織田翔希投手(2年)が、甲子園初登板で記録的なデビューを果たしました

彼は1回裏の先頭バッターに対し、わずか4球目で152キロをマークし、センバツの2年生で最速タイとなりました

このスピードにより、織田投手は2013年に済美高校で2年生だった安楽智大(元楽天)に並び、また1998年に松坂大輔(元レッドソックスほか)が記録した151キロをも上回りました

試合の序盤、織田は5球目の変化球で打者を打ち取るなど、安定したピッチングを見せました

「先発と言われて、うれしかった

球速は意識していなかった」と語る彼ですが、その自信が結果に結びついているようです

しかしゲームが進むにつれて、織田投手は中盤に2失点を喫し、3回までを無失点で抑えた後に降板しました

エースの奥村頼に後を託したことに対し、「初めての甲子園は悔しい結果になった

悪いところが出たので次までに課題をつぶしたい」と反省の弁を述べました

NPBのスカウト陣も彼の能力に注目しており、ソフトバンクの永井編成育成本部長は「2年生でこれだけ投げられれば十分」という期待感を示しました

また、村田浩明監督(38)は、「2巡目からは対応されていたが、それもいい経験

もっと大きなピッチャーになってほしい」とさらなる成長を期待しています

無敗で昨秋の明治神宮大会を制覇した横浜高校は、1998年以来の春夏甲子園連覇に向けて初戦を突破したのです

織田投手は、「松坂さんと違ってまだメンタルが弱いが、比べられるのは光栄

越えていけるようにしたい」と、さらなる成長を誓いました

横浜高校の織田翔希投手が甲子園でのデビュー戦で152キロを投げたことは非常に注目されています。特に、若い選手がこうした記録を出すのは将来の可能性を感じさせます。彼の今後の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • ピッチャーとは?:野球において、投手のことを指します。試合の始まりから最後まで投球を行います。
  • センバツとは?:春の高校野球大会のことを指します。毎年3月に開催され、多くの高校が参加します。
  • NPBとは?:日本のプロ野球リーグのことを指し、Professional Baseball Organizationの略称です。

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