阪神新外国人デュプランティエがウエスタン・リーグで好投、開幕ローテ入りに猛アピール

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◇ウエスタン・リーグ 阪神2―0ソフトバンク(2025年3月20日 日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎) 阪神タイガースの新外国人選手デュプランティエが、20日に行われたウエスタン・リーグのソフトバンク戦において、6回から3番手として登板し、見事なピッチングを披露した

4回を投げて5安打無失点、さらに6奪三振を記録し、開幕先発ローテーション「第6の男」に向けて強烈なアピールを行った

デュプランティエは試合後、「ピンチの場面でも栄枝捕手が素晴らしい仕事をしてくれた

しっかり集中して、キャッチャーを信じ、全力で自分のボールを投げることに専念しました」と振り返った

特に、9回に2死二、三塁という逆転の危機を迎えた場面では、最速154キロの直球で相手打者の石見を見逃し三振に仕留め、冷静な対応が光った

この日の試合を視察した藤川監督は、「パフォーマンス的には問題ない

ピンチをもらって非常に良い練習になったと思う

開幕前の最後の登板が楽しみだ」とデュプランティエの奮闘を評価した

デュプランティエは、19日に予定されていたヤクルト戦が天候不良のため中止となり、スライド登板となったが、その結果としてアピールに成功した

12日の西武戦では3回を1安打無失点に抑え、ゼロに漂うイニングから徐々に調整してきた

課題も残しながらも「登板内容に全体的に満足できている」と述べた

4月2日のDeNA戦での先発を狙うデュプランティエは、ライバルとされるドラフト1位の伊原(NTT西日本)が18日のヤクルト戦で5回途中3失点を喫していることを受け、「さらに長いイニングを投げて、チームの勝利に貢献する姿を見せたい」と意気込みを語った

開幕ローテーションを巡る熾烈な争いが始まり、デュプランティエは自らの右腕でその枠を掴もうと奮闘中だ

阪神の新外国人デュプランティエ選手が、ウエスタン・リーグで素晴らしいパフォーマンスを発揮したことは注目に値します。特にピンチでの冷静さは、今後のシーズンにおいて重要な要素になるでしょう。彼自身の挑戦意欲が、チームのパフォーマンス向上にもつながることを期待しています。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:奪三振はピッチャーが投球した結果、打者が三振に倒れることを指します。この統計はピッチャーの実力を測る重要な指標とされています。
  • 開幕ローテーションとは?:開幕ローテーションはシーズンが始まる際に決まる投手の先発順です。ここに入るためには、選手それぞれが高いパフォーマンスを発揮し、監督の信頼を勝ち取る必要があります。
  • スライド登板とは?:スライド登板は、投手が予定していた試合ではなく、他の試合に登板することを指します。これにより、アイスピッチャーが試合の流れを変える助けにもなります。

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