21世紀枠で選出されたにもかかわらず、初勝利を逃した清陵だが、その裏には野原慎太郎監督(42)が東海大学相模のOBであり、1999年のセンバツ優勝メンバーであるという背景があった
試合当日は、野原監督の同級生である菊地一也さんや広中陽平さん、井上茂樹さん、堤康平さんがスタンドで応援に駆けつけ、彼の指導のもとで戦う選手たちに熱い声援を送った
菊地さんは「結果は残念ですが、一緒にプレーした仲間がこの甲子園に帰ってきて応援されている姿を見るのは本当にうれしい」とコメント
これには、当時のチームメイトたちの感激がにじんでいた
野原監督自身も、センバツ出場は背番号10での経験があったものの、夏の神奈川県大会ではメンバー外だった
「その悔しさがその後の人生のモチベーションになった」と振り返る
彼の人柄とチームの仲の良さが、試合中の応援に現れていた
試合の焦点は、清陵の選手たちが次に甲子園での1勝を達成できるかどうかにかかっている
野原監督は「非常に緊張しましたが、次回の戦いに期待を寄せています」と語った
旧友たちの応援が清陵にどのように影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まる
横浜清陵の初戦敗退は残念な結果だが、野原監督に寄せられる旧友たちの期待や応援は、チームにとって大きな力になるだろう。これからの成長を見守るファンの思いも感じられた試合だった。
キーワード解説
- センバツとは?:センバツ(選抜高等学校野球大会)は、日本で行われる高校野球の大きな大会の一つで、例年春に開催される。
- 21世紀枠とは?:21世紀枠は、地域や学校の特性を考慮し、優れたチームを選出するための特別枠のことだ。

