巨人、捕手陣の力で連覇を狙う

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菅野の復活をアシスト

 リーグ連覇を狙う読売ジャイアンツにとって、今シーズンの捕手陣の動向が注目されています

昨オフには、福岡ソフトバンクホークスから甲斐拓也捕手をフリーエージェント(FA)で補強しました

これにより、チームは新たな戦力を得ることができました

阿部慎之助監督は、甲斐選手に「自分自身、移籍は初めての経験

気持ちも新たに、すごく引き締まっています」と意気込みを語らせています

このキャンプを「土台づくり」と捉え、ジャイアンツの野球を学ぶこれからの姿勢が伺えます

 甲斐選手はソフトバンク時代に4度の日本一を経験し、常勝軍団の「扇の要」としてチームを引っ張ってきました

監督の阿部氏は「彼は日本を代表するキャッチャーで、チームに与える安心感は絶大」と称賛し、捕手としての信頼性を強調します

しかし、現有選手の岸田行倫、大城卓三、小林誠司も負けられない状況です

 岸田選手は昨年、チーム最多の72試合で先発を務め、リーグトップの盗塁阻止率.475を記録しました

打撃面でも打率.242、4本塁打、26打点と貢献し、大城選手も昨年の苦戦を乗り越え、今年は打率.281、16本塁打、55打点をマークしています

小林選手は昨年、菅野智之投手(現オリオールズ)の全出場試合で先発マスクをかぶり、その復活を支えました

菅野投手は15勝3敗で最多勝に輝き、その支えがあってこそ4年ぶりのリーグ制覇を実現できたのです

OBは3捕手の働きぶりを評価

 巨人OBのデーブ大久保氏は、捕手陣の働きを高く評価しています

「現代のプロ野球では捕手1人でシーズンを戦うことは少なく、2人以上で競い合っています

これにはデメリットもありますが、メリットも大きいです」と彼は言及します

3連戦で異なるスタメン捕手が起用されることで、配球が変わり、相手打者にとっては予測が難しい状況が生まれるのです

 特に巨人の3人は、各々異なる配球スタイルを持っています

大城選手は相手打者の弱点を突く配球、小林選手はしつこいリードでの攻め、岸田選手は投手に寄り添った配球でそれぞれの役割を果たしています

このような多様なアプローチにより、チームは有利な展開を持続できるため、3捕手の存在はリーグ優勝につながる重要な要素だったといえます

この記事では、読売ジャイアンツの捕手陣の現状と、その影響力が詳しく述べられています。特に新加入の甲斐拓也選手に対する期待だけでなく、既存選手の岸田選手、大城選手、小林選手の貢献も重要視されており、チーム全体としての調和が強調されていることが印象的です。
ネットの反応

このニュースでは、読売ジャイアンツに所属する小林捕手に対するファンのコメントを紹介しています

コメントの中には、小林選手が投手陣からの信頼を得ているとの意見が多く見られました

特に彼が優勝に及ぼした影響や捕手陣の中での役割についての評価が高い一方で、打撃能力に関しては依然として疑問視されている場合があるようです

小林選手の起用法についても、過去の監督による指導方針が影響しているという意見があり、特に両捕手の大城選手や岸田選手との比較も行われています

ファンの中には、小林選手の守備面での貢献を称賛する声や、信頼関係を築く姿勢を評価する声もありました

一方で、打撃力やその他の捕手との競争についての懸念も見られるため、今後のシーズンでの彼のパフォーマンスに注目が集まっています

また、「4番手捕手」という呼び方に疑問を持つ声や、選手の成長を期待する意見も多く、チーム全体の結束や個々の選手に対する期待が交錯する様子が伺えました

ネットコメントを一部抜粋

  • 前監督が小林捕手を干した為に3年連続Bクラスという目も当てられない成績だった。
  • 小林の貢献度は如何程だったのでしょうね。
  • 今は4番手捕手でも何れ1軍の舞台に戻ることを期待しています。
  • 小林は縁の下の力持ちで、チームに大きく貢献している。
  • 甲斐がメインなので他の捕手の出番は少なくなるかもしれない。
キーワード解説

  • 捕手とは?捕手は野球チームにおける重要なポジションで、投手からの投球を受け、打者に対して配球やリードを行う役割を担います。
  • フリーエージェント(FA)とは?選手が他のチームと自由に契約できる制度のことです。これにより、選手はより良い条件のチームに移籍することができます。
  • 盗塁阻止率とは?捕手が相手チームの走者の盗塁を阻止した成功率を表します。この数字が高いほど、キャッチャーとしての守備力が高いことを示します。

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