全体で見て2位となる8勝4敗2分けを記録し、チーム打率は2割6分9厘を達成、パ・リーグでトップの成績を収めた
さらに、同防御率1.96も12球団内で最も優れており、遂にキャンプ初期から目指していた勝利への執念が結果として表れた
西口文也監督（52）は、23日のDeNA戦後、「最後、投打ともにいい形で終われたと思う
これをどうやってシーズンにもっていけるか、もう一度気を引き締め直して、休み明けの3日間を大事にしていきたい」と開幕への意気込みを語った
オープン戦では、「1番・長谷川」「2番・西川」「3番・ネビン」となる新しい上位打線が機能し、序盤に先制点を挙げる展開が多く見られた
これは、昨年の極度の貧打によって実現できなかった「先行逃げ切り」の形を目指すもので、チームの戦略として重要な示唆を与えている
昨年は、得点圏に走者を背負った際に前進守備を敷き、何が何でも1点も与えない姿勢を強いられたが、今年は状況によって「1点はOK」という新たな戦略も見込まれる
そのため、捕手の古賀悠斗（25）も「緊張はするが、得点があればピッチャーに余裕が生まれる」と述べ、打線の向上が投手陣にも好影響を及ぼすことを期待している
打線の改善によって、投手陣が抱える重圧が軽減されつつあり、ゲームの展開に応じた戦術を立てることができるようになってきている
西口監督も「早い回に点を取ってもらえれば、気持ち的に楽に投げられる」と述べ、今後のシーズンに向けて期待を寄せている
西武ライオンズのオープン戦の結果は、チームにとってプラスの要素が多かったようです。新たに組まれた打線が機能し、投手陣に余裕を持たせることができたのは大きな進展です。昨季の苦しみを考えると、選手たちが自信を持って試合に臨めるような雰囲気を作れているのは良い兆しでしょう。
ネットの反応
西武ライオンズの新打線に対してファンの間で期待が高まっています
特にオープン戦で新加入の外国人選手が好調なことが注目されており、選手たちがしっかりとして得点圏につなぐプレーが見られるとの声が多いです
昨年までの貧打から脱却し、1点ずつでも得点を重ねる攻撃が期待されています
特に長谷川選手のスイングが変わり、センター方向へ打つ意識が進化していることや、西川選手の成長が評価されていることも印象的です
投手陣についても安定感が増し、3点取られれば楽勝と思えるようになってきたとの意見が見受けられます
オープン戦での試合は先行逃げ切りが多く、「先制点を取れば相手はプレッシャーを感じる」との見解が多いため、先取点の奪取が鍵となるでしょう
試合内容からは昨年との違いが明確に感じられ、「今年は楽しいシーズンになる」と期待するコメントが寄せられています
ただし、長いシーズンの中で結果がどう分かれるかはまだ不透明で、他球団と比較した場合の戦力の薄さや選手の調子の維持が心配される点もあるようです
それでも全体的にはポジティブな雰囲気が広がっており、「試合の結果に期待したい」というコメントが多く見受けられました
ネットコメントを一部抜粋
オープン戦新加入の外国人が調子良さげだから、去年と違う感を感じさせてくれました。
投手陣の出来具合からは、3点取ってくれれば楽勝だと思う。
長谷川が自己中心的なスイングからしっかりセンター中心に打ってるのが成長している。
オープン戦では右打ちなどの意識が去年と違ったし、点を取れる打線になっている印象。
オープン戦の状況を見ていると今年は期待出来そうな気がする。
キーワード解説
- オープン戦とは？：プロ野球のシーズンが始まる前に行われる試合で、チームの調整や選手のコンディションを確認する目的があります。
- 打率とは？：バッターが何度打席に立ったかに対して、何回ヒットを打ったかを表す指標で、一般的には「ヒットの数 ÷ 打席の数」で求められます。
- 防御率とは？：投手がどれだけ失点を防いでいるかを示す指標で、計算は「9イニング（1試合）の失点数」で求められます。
- 先行逃げ切りとは？：試合序盤に点を取ってリードを保ち、そのまま試合を進める戦術です。
