ロッテ、2軍本拠地を千葉・君津市に移転決定
千葉ロッテマリーンズは、25日に行われた発表により、2軍の本拠地を千葉県君津市に移転することが決定したことを公表した移転時期は早ければ2028年を予定しており、これに向けた準備が進められる
この移転計画は、昨年2月から実施された公募において、31の自治体からの応募があり、その中から君津市、千葉市、茨城県取手市、潮来市の4自治体を対象に検討を進められてきた結果である
今後は君津市と具体的な移転に向けた協定を締結し、詳細な日程などについて議論を重ねていく方針である
君津市役所の企画政策部の担当者は「公募から1年ほど経っており、結果を心待ちにしていたが、今回の発表は非常に嬉しい
特に交通面では、君津からZOZOマリンスタジアムへのアクセスが改善され、比較的ストレスなく移動できるのではないかと期待しています」とコメントした
球団の社長である高坂俊介氏は、「君津市を選定した主な理由は、地域との連携、立地の利便性、永続的な運営スキームといった点で、最も実現性の高い提案をいただけたためです
これにより、20年後、30年後の将来図を描くことができた」と述べた
現在、ロッテの2軍本拠地は埼玉県浦和市にあるが、浦和球場は1989年から使用されており、老朽化が進み、グラウンドの数やトレーニング施設、選手寮が手狭になっているため、選手育成の拠点の移転が検討されていた
移転条件には、1)ZOZOマリンスタジアムから車で1時間程度の距離、2)地元市民や地域企業との協力体制、3)将来的に運営を継続できるスキームの構築が求められている
ロッテが2軍本拠地の移転を発表したことは、地域の活性化や選手育成にとって重要な意味を持つ。君津市との連携を深めることで、地域経済にも良い影響を与えることが期待されている。また、交通面での利便性も考慮されているため、ファンにとっても嬉しいニュースと言える。
キーワード解説
- 2軍本拠地とは?プロ野球における2軍本拠地は、選手の育成と試合を行うための施設であり、1軍本拠地と異なる場所に設置されます。
- 移転とは?移転は、施設の場所を変更することを意味し、より良い環境や条件を求めて行われます。
- 永続的な運営とは?長期間にわたって安定的に施設や事業を続けることを指し、財務計画や地域との連携が重要です。

