ソフトバンクの星野恒太朗選手が飛躍的な成長を遂げる

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◆練習試合・ソフトバンク3軍7―5四国アイランドリーグplus香川(3日、タマスタ筑後) ソフトバンクの育成選手、星野恒太朗投手(23)が絶好調を維持し続けている

今季はファーム非公式戦において6試合に登板し、防御率はなんと0.00という素晴らしい成績を収めている

この日の登板では、9回のイニングを三者凡退に抑え、最速145キロの速球を記録した

星野選手は福岡大大濠高、続いて駒大を卒業し、育成ドラフト5位でソフトバンクに入団した

彼の父は、ダイエー及びソフトバンクで通算50勝を上げた投手の星野順治コーディネーター(50歳)である

星野選手の課題は、過去から認識されている制球力

彼自身も「ずっとコントロールが悪い人生を歩んできた」と語るほどである

昨シーズンはファーム非公式戦において36試合登板し、2勝4敗、防御率は5.85に留まった

その中で、47回⅔を投げて57与四球、与四球率10.76と明らかに制球難が見られた

今年の秋から取り組んだフォーム改造においては、オーバースローから父親に近いサイドスローに変更する努力を重ねた

これにより、今季は7回⅓の登板で4与四球を達成し、与四球率は4.91まで改善された

彼の成長のきっかけとなったのは、2月24日の練習試合で無失点に抑えたことだった

「まだ全然安定はしていないけど、少しずつ自信が持てるようになった

キャッチボールでも暴投がなくなった」とのコメントも聞かれた

約2週間ぶりの登板となったこの日も、信じられないほどの安定感を見せ、先頭打者を7球目のツーシームで併殺に仕留め、次打者は三ゴロを併殺

最後の打者については、たとえ四球を与えても点を取られる気はしなかったと自信をのぞかせた

父と同じチームにいた斉藤和巳3軍監督(47)は、「現役時代の星野さんよりも、現在の恒太朗の方がコントロールが良い」と冗談交じりにその成長を認めている

タフであることも彼の魅力であり、「前回の登板までは『困った時の恒太朗』だったが、投げるたびにどんどん良くなっている」とその手応えを語った

星野選手の今後の成長と活躍が期待される

星野恒太朗投手の成長は、彼自身の努力の賜物です。父親の教えを受け、フォームを改善し続け、結果を出しているのは素晴らしいことです。今後の活躍にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 育成選手とは?プロ野球チームが若手の有望選手を支援するために設ける制度で、成績に基づき支援を受けられる選手のことを指す。
  • 防御率とは?投手がどれだけ点を防いだかを示す指標で、得点を与えた回数を基に計算される。
  • 与四球率とは?投手がどれだけ四球を出すかを表す指標で、四球を与えた回数を投球回数で割った値で示される。

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