ヤクルト・石山、今季初セーブで70年ぶりの偉業達成

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◆JERA セ・リーグ ヤクルト2―0中日(5日・神宮) 東京ヤクルトスワローズの石山泰稚投手が、今季初セーブを達成し、プロ野球史に名を刻む快挙を成し遂げた

試合は2―0で迎えた9回、マウンドに上がった石山投手は、上林選手、細川選手、石川昂選手の3人を1イニングで連続3球三振に仕留めるという離れ業を披露した

この偉業は、1955年(国鉄)以来、71年ぶりに球団で2人目の記録となり、石山選手は「全く意識はなかった

ムーチョ(中村悠捕手)の構えているところにしっかり投げようとしか思っていなかった」と試合後にコメント

この言葉からは、緊張感を漂わせながらも、冷静にプレーを続けるプロ意識を感じさせる

石山選手は、通算531登板を誇るベテラン投手であり、試合の中で「本当に緊張しました」と語るように、最後のイニングを任された時の重圧を感じていたことを明かした

それでも、彼はこの仕事をしっかりと完遂し、勝利に貢献できたことを喜びとした

現在、石山選手は通算セーブ数を100に近づけており、「積み重ねだと思うので、あまり意識せず頑張りたい」と意気込んでいる

開幕から4試合連続無失点の頼れる36歳として、ブルペンを支える存在になっている

記録メモ

記録内容 石山選手が9回に3者続けて3球で三振を奪った
プロ野球での歴史 イニング3者連続3球奪三振はプロ野球で21人目、23度目の記録
セ・リーグでの記録 セでは14人目(パ・リーグは7人、9度)
今回の記事を読むと、石山選手の精神的な強さや技術力が際立っています。通常の試合でも緊張する場面は多く、特に今季初セーブを任されるという責任感からプレッシャーも大きかったと推測されます。しかし、彼はそのガッツと集中力ですばらしい結果を残しました。
キーワード解説

  • セーブとは?:試合が終わる前に投手が登板し、チームがリードしている状況で、勝利を確定させる役割を果たすことを指します。
  • 三振とは?:バッターが球を打たずにアウトになることを意味します。特に、3球でアウトにすることを「3球三振」といいます。

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