楽天古謝樹投手、プロ初完封で今季初勝利を達成

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2025年4月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテと楽天の試合において、楽天の古謝樹投手(23)がプロ初の完封を達成し、今季初勝利を収めた

試合結果は0対5で、古謝は相手打線を散発3安打に抑え、素晴らしい投球を披露した

古謝投手の日々の努力が実を結ぶ

9回表2死、走者なしの場面で高部選手を145キロの直球で左飛に打ち取った瞬間、古謝は淡々とした表情でチームメイトとハイタッチを交わした

「本当に完封はずっと目標にしていたので、今季1勝という意味でもすごいうれしい」と、喜びを語った

球場特有の風を味方に

この試合では、初登板のZOZOマリンで球場特有の風を上手く利用した古謝

最速150キロの直球が効果的に機能し、「フライも多く取れましたし、低めに集めることもできた

だいぶ手応えはあった」と振り返った

重要な局面での克服

特に、3回の1死二、三塁のピンチでは岡選手を148キロの内角直球で見逃し三振、続く藤岡選手も外角147キロ直球で空振り三振に仕留めるなど、重要な局面を見事に乗り越えた

技術の証明とさらなる成長
古謝の代名詞ともいえるクロスファイア(対角線に投げるボール)は、湘南学院時代から磨いてきたもの

指導者である本萱昌義監督からは、「右バッターのインコースにクロスの球が投げられなきゃ、左ピッチャーとして成長はない」と言われてきたという

この言葉を胸に、古謝はさらなる成長を目指している

昨年は腰の問題で離脱したハワード選手の代役として開幕ローテに入り、今季初登板となった3月29日のオリックス戦でも5回2安打無失点と好投

続く試合では14イニング連続無失点を記録し、期待の若手としての足掛かりを固めた

「先発ローテーションの人たちに頑張って追いつけるように、これからも結果を出し続けたい」と、さらなる成長を誓う古謝

今後、チームの柱としての活躍が期待される

今回の試合は、楽天の古謝投手の成長を示す重要な瞬間でした。彼がプロ初の完封を達成したことは、選手としての自信を高めるでしょう。今後だけでなく、来季に向けた期待も膨らみます。また、若手選手にとっても古謝の姿は目標となるでしょう。
キーワード解説

  • 完封とは?: 完封とは、投手が相手チームに1点も得点を許さず試合を終えることを指します。特にプロ野球では非常に評価される偉業です。
  • 直球とは?: 直球は、投手が最も基本的に投げるピッチで、ボールがストレートに飛ぶため、バッターにとっては打ちやすいボールですが、スピードや角度次第で打たれにくくなります。
  • クロスファイアとは?: クロスファイアは、対角方向に球を投げる技術で、特に右バッターに対して内側の球を投げる際に用いられます。これによりバッターのタイミングを崩すことができます。

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