龍谷大・徳田捕手がスタメンデビューで完封勝利に貢献

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◆関西六大学リーグ ▽第1節2回戦 龍谷大4―0大経大(6日・GOSANDO南港) 第1節2回戦が行われ、昨秋3位の龍谷大が同2位の大経大に完封勝ちで1勝1敗となった

注目の選手は報徳学園(兵庫)出身で、阪神タイガースの今朝丸裕喜投手とともにプレーした経験を持つ徳田拓朗捕手(1年)

彼がリーグ戦初のスタメンマスクを被って登場し、藤原颯太投手(2年)を巧みにリードし、試合を支えた

この試合、龍谷大は初回戦で10安打6失点を喫するなど苦しいスタートを切ったものの、徳田選手のリードによって大経大をわずか3安打に抑え、調子を取り戻した

特に7回のピンチでは、1学年上の藤原投手に「気持ちを込めて、持っているものをぶつけろ」と鼓舞

2-1から直球を要求し、結果的に遊ゴロに抑える好プレーを見せ、特に盛り上がるベンチに満面の笑顔で戻った

大経大との対戦では、元同僚である安井康起選手を無安打に抑えたことも大きな成果だ

安井選手は前回の試合で先制打を含む2安打を記録していたが、徳田選手は「苦手なところはよく分かっていたので」とコメントしており、その配球の工夫が功を奏したと判断される

勝利に至った今回の試合について、本郷宏樹監督(48)は「バッテリーに尽きます」と称賛し、徳田選手への期待が高まる中、彼は今季初勝利にチームを導いた

徳田選手は昨年、同じく報徳学園でセンバツ準優勝に貢献した経験を持ちながらも、同夏の大会では初戦で敗戦を喫したことを思い返し、「自分の意思を示すことも大切」だと新たな決意を語った

大学に進学した徳田選手は、新たな舞台で自身のスタイルを発揮しつつ、チームの成長と成功に貢献していくことを目指している

龍谷大の徳田選手の初スタメン出場でチームが完封勝ちを収めたのは、捕手としてのリーダーシップと投手との信頼関係が生まれてきた証と言える。特に若い選手が重要な役割を果たすことで、チーム全体に活気をもたらすことが期待される。今後の成長に注目したい。
キーワード解説

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