その選手は小園海斗である
チームは4点リードで迎えた9回、DeNAとの試合で試合の流れが変わろうとしていた
リリーフ投手である栗林良吏を投入するも、思わぬ展開が待ち受けていた
栗林が先頭打者に四球を与えてしまったことで、無死一塁の状況に
続く宮崎敏郎の打球は三塁前に転がるボテボテの当たりとなったが、小園はそのボールを素手で取りに行こうとした
しかし、捕球に失敗し、内野安打を許してしまった
この瞬間、周囲からは「なぜ、素手?」という声がこぼれた
打者走者の脚力を考えれば、十分にアウトにできるタイミングであったためだ
このミスにより、無死一、二塁となり、DeNAは流れをつかむ
栗林はその後、2点を失い、降板
塹江敦哉を挟んで、島内颯太郎が登板するも逆転を許してしまった
しかし、小園の出場するチームは、裏の攻撃で追いつき、延長10回には田村俊介が代打でサヨナラ本塁打を放ち勝利を収めた
しかし、小園は試合後に「一歩、遅れてしまった
体が追いつかなかった
打者走者の脚力を考える余裕がなかった
ああいう展開になったのは、僕の責任です」と反省の言葉を述べた
昨季から彼の主戦場となっている三塁守備では安定感が増した印象があり、同試合でも7回、先頭の山本祐大のゴロをアウトにした実績がある
しかし、守備力の向上は一朝一夕ではないということを痛感させられた
続く6日のDeNA戦では、小園がベンチに下がる中、兄弟の二俣が9回の三塁ゴロを処理した
開幕から全試合に三番で出場し、リーグ2位の打率.379を記録する小園は、攻撃面でもチームに貢献している
その一方で「守備で迷惑をかけている分、バットで取り返します」と意気込みを語った
実際、6日の試合でも2安打1四球で出塁を重ね、守備のミスを引きずらない強さを見せつけた
小園選手の悔しさが伝わる記事で、チームの勝利にも関わらず、彼の守備ミスが際立っていました。守備が難しいマツダスタジアムでの試合は特に、選手にプレッシャーがかかるのでしょう。しかし、彼が攻撃でも素晴らしい成績を残していることを考えると、来週の試合に期待が高まります。
ネットの反応
広島カープの小園海斗選手が、3連勝した試合後に厳しい表情を見せたことに対するコメントが多く集まりました
ファンたちは彼の成長に期待を寄せ、小園選手の打撃力を評価する声がある一方で、守備面での課題を指摘する意見もありました
特に、春先に指摘を受けた後のプレーを踏まえ、「周りが見えていなかった」との反省が成長の一因との意見がありました
多くのファンは、冷静に自己分析を行い成長しようとする姿勢を称賛しています
また、チームの一員としての責任感が強く、カープの未来に欠かせない存在だと期待する声も上がっています
「小園選手無くして、カープの優勝は無い」という意見があるように、彼の存在がチームにとって不可欠であるという意見が目立ちました
一方で、守備面での不安もあり、「守備が上手くない」との指摘や、「外野にコンバートして打撃に専念させる方が良いのでは」という意見もありました
しかし、ミスを恐れずに次のプレーに臨む姿勢や、その悔しさをバネに成長を期待するファンも多く、今後の活躍を見守る姿勢が強いことが伝わります
このように、小園選手に対するコメントには、期待や応援が混在しており、彼のプレーへの関心の高さが伺えました
ネットコメントを一部抜粋
周りが見えていない」と新井さんに指摘されて無期限2軍になったのがありましたが、あれが成長のきっかけだったかもしれませんね
それに小園選手無くして、カープの優勝は無い。
こうやってチームのために気を引き締めて、自分に厳しくいる選手が中心にいてくれるなら応援したくなるよ、特にマツダでの守備の向上は一朝一夕ではないだろうけどがんばれ!
ミスをしても直ぐに次のプレーが始まり、次のゲームがやって来る。引きずらずに、取り返すメンタル、小園、チームリーダーとしての自覚が見えて来た。
小園より二俣の方が守備上手いんだから、小園サードで二俣セカンドで良いと思うけどな。
キーワード解説
- サヨナラ勝利とは?試合が同点のまま進み、最後の攻撃で得点し勝利を決定づけること。
- 栗林良吏とは?プロ野球チームに所属するリリーフ投手で、主に試合終盤に投げてポイントを守る役割を担う。
- 素手の捕球とは?グローブを使わず手でボールを捕ることを意味し、リスクが伴うプレーである。

