この試合で西武はリリーフ陣が失点を重ね、特に中盤には点差を広げられ、最下位に転落してしまった
しかし、西武にとっての明るい話題もあった
それは、41歳のベテラン内野手、中村剛也選手が代打として出場し、22年連続本塁打となる今季初の一発を放ったことだ
中村選手は9回裏、1死一塁という場面で代打として登場し、ロッテの守護神・益田選手の球にうまく合わせて左翼席に飛ばした
この一発により、チームへ一矢報いる形となった
打った後、中村選手は「打球が低かったので、入るかどうかは微妙だったかな
感触は良かった」と淡々とした様子で振り返った
続けて自身の球団記録を1年更新したことについては「特にないです」と控えめな言葉を続けたが、ロッカールームへ引き揚げる際の足取りは明らかに軽やかだった
試合後、西武の西口監督は中村選手を称賛し、「さすがの一言
力みのない自分のスイングでしっかり打ち、ああいう形でホームランにしている」とその打撃を評価した
チームにとって、ベテランの活躍がもたらす影響は計り知れないとし、若い選手たちにも「振り回すだけじゃなく、ああいう形で結果を残すことを学んでほしい」と期待を寄せていた
中村選手は、これまでにシーズン連続本塁打記録を持つ選手の中でも、89年から15年までの谷繁(中日)選手の27年に次ぎ、22年以上続けている選手は9人目となっている
パ・リーグでは、野村克也(西武)選手の25年、門田博光(ダイエー)選手の23年に次ぐ3人目である
また、代打での本塁打は2014年10月3日の楽天戦以来11年ぶり6本目で、40代選手の代打本塁打は西武の歴史の中でも希少なものである
今回の試合では、西武ライオンズが敗れたものの、41歳の中村剛也選手の活躍が光りました。彼のホームランはチームにとって大きな刺激になりそうです。若手選手たちにとって、中村選手のように年齢に関係なく結果を出す姿は良いお手本となるでしょう。
キーワード解説
- 代打とは?代打は、試合中に打席に立つバッターを交代して新たな選手を入れることを指します。状況によって効果的に行使される戦略の一つです。
- 連続本塁打とは?連続本塁打は、年間を通して連続してホームランを打つことを意味し、選手の打撃能力の証とされます。

